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ロシア海軍総司令官は、空母部隊将兵を表彰した

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ロシア連邦国防省公式サイトより
【北方艦隊の艦艇打撃グループは、大西洋および地中海への航海を成功裏に完了した】

2008年2月3日、北方艦隊の主要基地セヴェロモルスクで、ロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー海軍大将は、大西洋および地中海への遠征の任務を成功裏に達成した北方艦隊の艦艇打撃グループ(KUG)艦船を出迎えた。

海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー海軍大将の将旗を掲げた送迎艇は、艦艇打撃部隊の大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」「アドミラル・チャバネンコ」、支援艦「セルゲイ・オシポフ」「ニコライ・チケル」を査閲した後、係留されている重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」へ接舷した。
艦艇打撃グループの乗組員は、上甲板で整列した。

海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー海軍大将は、北方艦隊司令官ニコライ・マクシーモフ海軍中将が出迎える中、ムルマンスク州知事ユーリー・エフドキモフ、国家海上政治委員会議長ヴャチェスラフ・ポポフと共に、重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」の艦上を訪れ、ロシア連邦国防相アナトーリー・セルジュコフからのメッセージを読み上げた。

艦上での厳粛な表彰式において、北方艦隊艦艇打撃グループの12名の将校および准士官は、アパートを取得した。
モスクワ市およびモスクワ州から、30名の水兵に報奨金が与えられた。
10名の水兵は、ロシア連邦国防相に代わり、海軍総司令官から素晴らしい報奨を贈られた。

海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー海軍大将は、栄光ある艦艇打撃グループの重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」乗組員は、課せられた任務を遂行した事を指摘した。
ウラジーミル・ヴィソツキー海軍大将によると、艦(クズネツォフ)は定期整備と出撃準備が行われた後、先に完了した遠征よりも価値が小さくない新たな任務を遂行するだろう。

海軍総司令官によると、ロシア軍艦は、我が国の国益に関わる場所で、我が国の意志を示した。

北方艦隊の艦艇打撃グループの航海は2007年12月5日に始まった。
航海の目的は、世界の海洋の国益上重要な海域において、ロシア海軍存在を示す事である。
航海の指揮は、北方艦隊司令官ニコライ・マクシーモフ海軍中将が執った。

航海中、艦上航空機は飛行活動を遂行し、重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」の戦闘機は、離艦および着艦、計20回の飛行操作、約400回の出撃(100回以上に及ぶ)を遂行した。

航海時、艦艇打撃グループは、黒海艦隊の艦船との相互運用を含む全ての示された課題を成功裏に遂行し、15,000海里以上を走破した。
また、北方艦隊の艦艇打撃グループは、フランスおよびイタリア海軍艦艇と幾度かの合同演習を行なった。
北方艦隊の艦船は、チュニジア、フランスおよびイタリアの港へ寄港した。
ロシア連邦国防省公式サイト・2008年2月4日



ウラジーミル・ヴィソツキー総司令官の発言を見ると、ロシア海軍は、今年中にもう一度、空母クズネツォフの遠征を実行するつもりのようです。
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