ロシア海軍航空隊は2027年までに20機の練習機Yak-130を導入する
- カテゴリ:ロシア海軍航空隊


『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年4月20日9時58分配信
【海軍航空隊のパイロットは戦闘練習機Yak-130で訓練する】
2027年までにロシア連邦国防省は、20機以上の新たな練習戦闘航空機Yak-130を受け入れなければならない。
『イズベスチヤ』の情報によると、これらの機体は、艦上航空隊の飛行士を含む訓練の為、ロシア海軍へ軍備採用される。
この10年間で航空宇宙軍の複合練習連隊の為に110機以上の航空機Yak-130が取得され、彼らの需要の完全な保障を可能にした。
海軍航空隊は、未だに最新の練習戦闘航空機で更新されていないと『イズベスチヤ』は指摘した。
Yak-130は複座練習戦闘航空機であり、超機動戦闘機を含む現代の軍用航空機の飛行士の訓練の為に意図されている。
有翼機の制御プログラミングシステムは、候補生が飛行の準備を行なう航空機のタイプの特性のシミュレートを可能にする。
Yak-130の実用上昇限度は12500メートル、最大速度-時速1050キロメートル、航続距離-1850キロメートル。
基本ヴァージョンでは、航空機の武装構成を自由落下爆弾、無誘導ロケット、23mm航空機関砲GSh-23Pの吊り下げコンテナに調整できる。
現在、ロシア海軍航空隊の練習機は、旧チェコスロヴァキアのアエロL-39アルバトロスが数機あるのみです。
(この他、北方艦隊の艦上戦闘機航空連隊が着艦練習機Su-25UTGを7機保有)




これらのL-39は、クラスノダール地方のエイスク飛行場の海上航空隊要員戦闘順応・再訓練センターに配備されています。
2018年10月18日には、エイスク訓練センターのL-39がアゾフ海に墜落し、乗員2名が死亡しました。
無論、これでは訓練には不十分なので、2027年までに20機の練習機Yak-130が導入される事になるようです。
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