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ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワとフリゲート アドミラル・グリゴロヴィチは黒海で対潜戦闘訓練を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年5月18日12時45分配信
【巡洋艦「モスクワ」とフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は黒海で仮想敵潜水艦を捜索・破壊する演習を実施した】

親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」で構成される黒海艦隊捜索打撃艦グループは、海上で仮想敵潜水艦を捜索、破壊する課題へ取り組んだ。

演習は、艦隊の戦闘訓練計画に沿って、黒海エリアの海上射爆場の1つで実施された。

仮想敵の役割は、潜水艦「コルピノ」乗組員が演じた。
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演習中に捜索打撃艦グループの艦の乗組員は、潜水艦を捜索、追跡する与えられた課題へ取り組み、更には魚雷兵器及び噴射推進爆撃装置を実際に使用する複合艦上戦闘訓練を行なった。

潜水艦との演習完了後、浮遊機雷模型への砲射撃が行なわれた。

海上への出航の最終段階において、艦の乗組員は、仮想敵の艦グループ及び地上施設を破壊する為にミサイル兵器を仮想使用する合同活動へ取り組んだ。



ロシア黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」(1983年1月30日就役)は、2020年8月に長期オーバーホールを終えて現役に復帰し、以後は黒海で行動しています。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワは黒海で対艦ミサイル"ヴルカーン"を発射した]


フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」(494、2016年3月11日就役)は、2020年12月下旬にセヴァストーポリを出航して地中海東部へ向かい、その後、多国籍海軍演習『AMAN-2021』へ参加する為にパキスタンへ行き、2021年3月初頭には地中海東部へ戻り、同海域で行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海のクレタ島沖でアメリカ海軍の原子力空母ドワイト・D・アイゼンハワーを追跡している]

5月8日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、その後、セヴァストーポリへ帰投しました。
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5月18日、この2隻は黒海で対潜戦闘訓練を行ないました。

「敵役」は、潜水艦「コルピノ」(2016年11月24日就役)が務めました。
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