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ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で戦闘訓練を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年5月18日3時30分配信
【太平洋艦隊の潜水艦は仮想敵潜水艦への魚雷攻撃へ取り組んだ】

戦闘訓練計画に沿って、太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の2隻のディーゼル潜水艦は、日本海で仮想敵潜水艦を捜索・攻撃するテスト対潜戦術演習を実施した。

潜水艦の内の1隻は、擬装、「敵」を意味する潜水艦の探知の複合活動を行ない、有利な位置を占め、それを練習魚雷で実際に攻撃した。
その後、潜水艦は一斉射撃後の機動を行ない、密かに海域を去った。

攻撃を受けた潜水艦は、演習中、更に魚雷回避機動を行なった。

海上でのディーゼル潜水艦の行動は、太平洋艦隊コルベット「アルダル・ツィジェンジャポフ」により保障された。
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ロシア太平洋艦隊通常動力潜水艦(プロジェクト877)は、現在、全てウラジオストク南部ウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団に所属しています。

[第19潜水艦旅団]
B-394「ヌルラト」
(1988年12月30日就役)修理中
B-464「ウスチ-カムチャツク」(1990年1月30日就役)
B-494「ウスチ-ボリシェレツク」(1990年12月30日就役)
B-187「コムソモリスク・ナ・アムーレ」(1991年12月30日就役)近代改装後、2017年1月27日に再就役
B-190「クラスノカメンスク」(1992年12月30日就役)
B-345「モゴーチャ」(1994年1月22日就役)

これらの潜水艦は、日本海で哨戒任務へ就く以外に、太平洋艦隊の艦船や航空機が対潜戦闘訓練を行なう際の「相手役」も務めています。

更には、潜水艦同士で「対決」する戦闘訓練も度々行っています。

2018年3月21日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『決闘』を行なった]

2019年3月18日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『対決』した]

2020年10月19日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で対戦した]

そして2021年5月18日にも2隻の潜水艦(艦名非公表)が日本海で「対戦」しました。
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