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ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワとフリゲート アドミラル・グリゴロヴィチは黒海で対空戦闘訓練を実施した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2021年5月20日11時10分配信
【巡洋艦「モスクワ」及びフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」の乗組員は砲射撃を伴う対空防衛演習を実施した】

親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」の乗組員は、対空防衛演習の実施中に空中目標への砲射撃を行なった。

演習は、艦隊の戦闘訓練計画に沿って、黒海エリアの海上射爆場の1つで実施された。

演習計画下で艦支隊は、潜水艦を捜索、追跡する与えられた任務を遂行した後、駐留所へ進路を取った。

海上移動時に艦上対空防衛戦闘ポストの要員は、黒海艦隊対空防衛・海上航空隊の2機のSu-30SM乗員が役割を演じる仮想敵航空機を探知した。

艦支隊の探知後、飛行士は、敵の空中攻撃手段を模した空中目標を投下し、艦へ打撃を与えた。

艦の対空防衛手段は、使用準備態勢へ入り、要員は電波電子手段及び視覚擬装を活性化させた。

攻撃距離へ入った目標を分類した後、対空防衛班は、艦の対空防衛手段による「敵」の破壊へ取り組んだ。
砲装置から空中目標へ行なわれた射撃の結果、全ての標的は、艦にとって安全な距離で成功裏に破壊された。



ロシア黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」(1983年1月30日就役)は、2020年8月に長期オーバーホールを終えて現役に復帰し、以後は黒海で行動しています。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワは黒海で対艦ミサイル"ヴルカーン"を発射した]


フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」(494、2016年3月11日就役)は、2020年12月下旬にセヴァストーポリを出航して地中海東部へ向かい、その後、多国籍海軍演習『AMAN-2021』へ参加する為にパキスタンへ行き、2021年3月初頭には地中海東部へ戻り、同海域で行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海のクレタ島沖でアメリカ海軍の原子力空母ドワイト・D・アイゼンハワーを追跡している]

5月8日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、その後、セヴァストーポリへ帰投しました。
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5月18日、この2隻は黒海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワとフリゲート アドミラル・グリゴロヴィチは黒海で対潜戦闘訓練を実施した]
「敵役」は、潜水艦「コルピノ」(2016年11月24日就役)が務めました。
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5月20日には、黒海艦隊航空隊多用途複座戦闘機Su-30SMが「敵役」を務める対空防衛戦闘訓練を行ないました。
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