ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワとフリゲート アドミラル・グリゴロヴィチは黒海での演習を終えてセヴァストーポリへ帰投した
- カテゴリ:ロシア黒海艦隊(2020年-)
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア黒海地域情報供給部(セヴァストーポリ市)発表
2021年5月22日13時0分配信
【黒海艦隊の巡洋艦「モスクワ」及びフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は演習実施後にセヴァストーポリへ戻った】
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」とフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、黒海の海上射爆場での計画艦上戦闘演習の実施後に黒海艦隊主要基地セヴァストーポリへ戻った。
演習中に艦の乗組員は、魚雷兵器及び噴射推進爆撃装置の実際の射撃の実行を伴う潜水艦の捜索及び追跡の課題へ成功裏に取り組んだ。
更に艦隊の対空防衛・海上航空隊の航空機の乗員と協同で船員は、敵の空中攻撃への反撃中に空中標的への砲装置からの射撃を実施した。
演習の最終段階で親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」とフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、仮想敵の艦グループ及び地上施設を破壊する為にミサイル兵器を仮想使用する合同活動へ取り組んだ。
備蓄の補充及び休養の後、艦の乗組員は、黒海艦隊部隊の活動計画に沿って任務の遂行を続ける。
ロシア黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」(1983年1月30日就役)は、2020年8月に長期オーバーホールを終えて現役に復帰し、以後は黒海で行動しています。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワは黒海で対艦ミサイル"ヴルカーン"を発射した]
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」(494、2016年3月11日就役)は、2020年12月下旬にセヴァストーポリを出航して地中海東部へ向かい、その後、多国籍海軍演習『AMAN-2021』へ参加する為にパキスタンへ行き、2021年3月初頭には地中海東部へ戻り、同海域で行動していました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は地中海のクレタ島沖でアメリカ海軍の原子力空母ドワイト・D・アイゼンハワーを追跡している]
5月8日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、その後、セヴァストーポリへ帰投しました。

5月18日、この2隻は黒海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワとフリゲート アドミラル・グリゴロヴィチは黒海で対潜戦闘訓練を実施した]
「敵役」は、潜水艦「コルピノ」(2016年11月24日就役)が務めました。

5月20日には、黒海艦隊航空隊の多用途複座戦闘機Su-30SMが「敵役」を務める対空防衛戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワとフリゲート アドミラル・グリゴロヴィチは黒海で対空戦闘訓練を実施した]
演習終了後、5月22日にセヴァストーポリへ帰投しました。
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