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ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で戦術演習を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年5月25日23時0分配信
【バレンツ海で北方艦隊の戦術艦グループの演習が実施された】

バレンツ海北方艦隊の沿岸戦闘訓練射爆場で、戦術艦グループの複合演習が行なわれた。
それには、北方艦隊の様々な連合部隊からの10隻以上の戦闘艦及び支援船、更には対潜航空隊航空機Il-38ヘリコプターKa-27PLが関わった。
演習は、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」艦上の艦隊副司令官オレグ・ゴルべフ中将により指揮された。

演習中、艦隊は海上への艦グループの展開、対機雷保障、潜水艦の捜索、仮想敵の航空機及び空中攻撃手段の攻撃の撃退、高射ミサイル及び砲の実地射撃による模擬海上目標及び空中目標の撃破、更には電波電子戦闘複合体からのパッシブ妨害の設定の行動へ取り組んだ。

演習の初めに、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」小型ロケット艦「ラッスヴェート」で構成される戦闘艦支隊は、対機雷艦~基地掃海艦「ソロヴェツキー・ユンガ」「ヤドリン」による機雷水路の掃海の下で北方艦隊主要基地セヴェロモルスクからの出航へ取り組んだ。
コラ湾の移動中に軍事船員は、高速ボートに乗った仮想破壊工作員の攻撃を撃退した。
敵への射撃の為、巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の最上甲板へ海軍歩兵隊員と艦の警備部隊の将兵が配置された。

海上で艦は、航行隊列による操艦へ取り組み、小型対潜艦「ブレスト」及び「ユンガ」、対潜ヘリコプターKa-27及び航空機Il-38と協同で仮想敵潜水艦の捜索を行なった。
捜索される為の潜水艦の役割は、戦略用途ロケット水中巡洋艦「ノヴォモスコフスク」が演じ、ヘリコプター乗員は降下水中音響ステーションを使用した。

原子力潜水艦の発見後、小型対潜艦の戦闘班は、仮想水中目標への噴射推進深海爆撃装置RBU-6000からの射撃へ取り組んだ。

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」小型ロケット艦「ラッスヴェート」は、高射ミサイル複合体「キンジャール」及び「オサー」の助力による仮想敵の空中攻撃の撃退へ取り組んだ。

水上目標の撃破へ、小型対潜艦及び小型ロケット艦砲装置AK-630及びAK-176が取り組んだ。

戦闘訓練に加え、水上での人員の捜索及び救助の課題へ取り組んだ。
このエピソードには、救助曳船「ニコライ・チケル」、泊地潜水夫艇「イワン・シュベツ」RVK-1230、更には捜索救助ヘリコプターKa-27PSが参加した。

複合演習が完了し、全ての参加者は、その飛行場及び恒久駐留所へ到着した。
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