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ロシア海軍の新世代フリゲート・プロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)における輸入代替問題

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『タス通信』より
2021年6月1日15時0分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴロフコ」:どのようにしてロシア戦闘艦は輸入代替を克服したか】

本日(6月1日)、ロシアは北方艦隊の日を祝う。
海軍総司令部によると、2022年にはそこへ第3のプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・ゴロフコ」が補充される。
独特な新型フリゲートについて、そして、何故これが「ロシアの心」を持つ艦と呼ばれているのかを話そう。


プロジェクト22350フリゲートは、誘導ロケット兵器を持つロシア重多目的フリゲートシリーズである。
艦は遠海防御線で敵の水上及び水中小艦隊に対する戦闘行動を行ない、単独で、戦闘部隊の一員として空中からの攻撃を撃退する為に意図されている。

プロジェクト22350フリゲートの建造中、18の試験設計作業が実行されました。
その結果、当初の設計段階とは本質的に別の艦を受け取る事になったと考えられます。
そして、艦は非常に成功しています。
まず最初に、注目される長所として、有力な高射兵器と海上の水中兵器、艦上の電波電子機器、海上航行性能と自立性が有ります。
これは、筋肉質、敏捷さ、戦闘能力を持つ一種の海上「ワークホース」です。
軍事専門家、予備役大佐ヴィクトール・ムラホフスキー


[フリゲートの復帰]
ロシア
新世代戦闘フリゲートは、前世紀の1990年代末に初めて話が出てきた。
ポスト・ソヴィエトの大規模な修正により、このタイプの水上艦の平均艦齢は約20年である事が明るみに出た。
これに加え、専門家は、タイプが異なる艦はメンテナンス上の問題を引き起こしたと言った。
その後、高速かつ強力な新たなフリゲートで海上境界を強化する事が決定された。
プロジェクト22350のトップ艦「アドミラル・ゴルシコフ」は、工場『北方造船所』で2006年2月1日に、第2のフリゲート「アドミラル・カサトノフ」は2009年11月末に起工された。
双方の「アドミラル」ロシアで製造されたディーゼルエンジンを装備し、ウクライナ『ゾーリャ機械設計』社が製造するガスタービン装置を増速用エンジンとして使用した。
エンジン製造にけるロシア-ウクライナの協力は、ソヴィエト時代から存在していた。
しかしながら、2014年にキエフはモスクワとの軍事技術協力を完全に断ち、残りのプロジェクト22350艦の作業完了に問題を引き起こした。

6年前、ロシアのガスタービンエンジンが製造されていなかった事により、プロジェクト22350は脅威に直面していました。
ルイビンスク科学生産合同『サトゥルン』は状況を救う事を一任されました。
専門家は、新たな高技術製品を文字通りゼロから作成する事を余儀なくされました。
同社は、輸入代替の鍵となる要素である独特なF.ウシャコーフ記念組立-試験複合体を作成しました。
軍事専門家、予備役1等海佐ワシーリー・ダドイキン


[「ロシアの心」を持つ艦]
2018年、ユーリー・ボリソフ副首相は、ロシアは完全にウクライナの動力装置を航空及び海上機材で代替したと言った。
ウクライナからの供給への依存の問題は閉じられ、完全に閉じられる。
我々が2014年から実際に体験した全ての痛みの地点は過ぎ去った事をボリソフは指摘した。

第3のプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・ゴロフコ」は、ロシア防衛産業企業体における輸入代替の最も輝かしい例の1つとなった。
2020年12月、サンクトペテルブルクで、艦は完全なロシア製の動力装置M55Rを持って進水した。
北方首都における「アドミラル・ゴロフコ」の式典において、海軍首脳は、ロシアの心を持つ最初のフリゲートと言った。
M55Rは、最大出力27500馬力のガスタービンエンジンM90FR、5200馬力のディーゼル10D49、減速装置RO55R、トランスミッションから成る。
科学生産合同・統合エンジン製造営団『サトゥルン』の総務取締役ヴィクトール・ポリャコフによると、1960~80年代の技術により製造されたウクライナ製と比較したロシア海洋ガスタービンエンジンの主な長所は、最も責任ある部品の製造の為の厳格な必要条件の保障の規定による向上した信頼性である。
特に、低レベルの特定の燃料消費量と修理間リソースの増加が注目される。
動力装置は、以前の国内艦では使用されていなかった現代的な局部制御システム、振動パラメータ診断の独特な手段を装備している。
新たなロシアガスタービンエンジンは汎用性が有り、様々なタイプの艦で使用できる。

[最も重要な境界]
「アドミラル・ゴロフコ」
1等フリゲートであり、その機能は巡洋艦に近いと軍事専門家ワシーリー・ダドイキンは考えている。
「アドミラル・ゴロフコ」「アドミラル・ゴルシコフ」、「アドミラル・カサトノフ」は、ある程度小さな排水量(4500トン以上)に強力な高精度兵器が与えられている。
16基のミサイル「カリブル」「オーニクス」或いは「ツィルコン」を搭載できる。
空中の攻撃からフリゲートは高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」で防護する。

ルイビンスクでロシアのフリゲートの為の動力装置に量産が始まった事は、重大な突破口です。
ロシア海軍が2022年に新たなフリゲートを受け取る全ての条件が作成され、おそらく、それは北方艦隊へ向かいます。
象徴的な瞬間も有ります~アルセニー・グリゴリエヴィチ・ゴロフコ大将は、大祖国戦争期間中、北方艦隊司令官でした。
ですが、主要なのは北極です。
ここは、強力な新型艦を必要とする特別な注意を払うゾーンです。
軍事専門家、予備役1等海佐ワシーリー・ダドイキン


以前に『タス通信』が伝えたように、プロジェクト22350の枠組みで8隻のフリゲートが建造される。
この内の6隻は、新たなロシアの動力装置を持って就役する。
その戦術-技術的特性のお陰により、フリゲート「アドミラル・ゴロフコ」は、疑い無く遠海ゾーンの海軍水上艦グループを強化し、世界の大洋における海軍の存在の課題の解決を可能にする。
この艦は、我々の海軍の大洋での地位を強化すると海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューで話した。
彼によると、将来的にプロジェクト22350艦は近代化により、更に大きな戦闘能力を得る。
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