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ナヒーモフ海軍学校ウラジオストク分校の生徒はロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦オスリャービャで海上実習を行なう

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年6月7日9時30分配信
【ウラジオストクのナヒーモフ海軍学校の生徒は太平洋艦隊の戦闘艦で練習航海へ出発した】

太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将の決定により、51名のナヒーモフ海軍学校ウラジオストク分校の生徒は、太平洋艦隊大型揚陸艦「オスリャービャ」で実地海上練習を行なう。
ナヒーモフ海軍学校の教官の若い船員の訓練を補助する為、更に艦へS.O.マカロフ記念太平洋海軍高等学校の4年生10名が臨時に出向する。

ナヒーモフ学校生徒大型揚陸艦コルサコフ港へ行き、ユジノ・サハリンスクを訪れ、その後、沿海地方首都へ戻る。
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実習中に若い船員は艦の組織を学び、航海術への取り組みへ参加し、当直士官の代役として自身を試験する機会を得る。



ナヒーモフ海軍学校は、元々は海軍将兵の子弟の教育機関(幼年学校)として1944年6月に設立されました。
当初はトビリシに設立され、その後、リガレニングラードにも設立されました。

1950年代にはトビリシリガナヒーモフ学校は廃校となり、レニングラード校のみが存続しました。

ソ連邦解体後もサンクトペテルブルクナヒーモフ学校は存続し、2016年にはセヴァストーポリ分校ウラジオストク分校が開校し、翌2017年にはムルマンスク分校が開校しました。

ナヒーモフ海軍学校ウラジオストク分校
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そして2021年6月、ナヒーモフ海軍学校ウラジオストク分校の生徒は、太平洋艦隊大型揚陸艦「オスリャービャ」(1981年12月19日就役)で海上実習を行なう事になりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦オスリャービャとペレスヴェートは日本海沿岸で戦闘訓練を行なった]
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