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ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはロシア海軍北方艦隊の戦術演習へ参加する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年6月9日11時15分配信
【北方艦隊の多種戦力演習の枠組みでバレンツ海へロケット巡洋艦グループが展開した】

6月7日に始まったロシア連邦北極の境界を海上方向の脅威から防護する北方艦隊の多種戦力の双務テスト戦術演習の枠組みで、本日(6月9日)、バレンツ海エリアへロケット巡洋艦グループが展開した。

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」で構成される打撃艦グループは、演習計画に沿って北方艦隊の戦闘訓練射爆場へ出航した。

恒久駐留所からのロケット巡洋艦の出航は、2つの掃海艦グループにより保障された。
海洋掃海艦「ウラジーミル・グマネンコ」、基地掃海艦「マシニスト」、「エリニヤ」、「ソロヴェツキー・ユンガ」、「ヤドリン」は、バレンツ海の戦闘訓練射爆場まで水上艦へ同行し、全ての対機雷兵装~後方や海底の機雷を捜索する水中音響ステーションと様々なタイプの掃海具を使用した機雷捜索行動へ取り組んだ。

前日の6月8日、北方艦隊ロケット巡洋艦の行動が控えている海域では、3個捜索打撃艦グループ潜水艦の捜索を行なった。

近い内に打撃艦グループを構成するロケット巡洋艦の乗組員は、航空隊や海上で行動する他の戦術グループと協同で全種類の組織的防衛へ取り組み、仮想敵艦グループへ合同で対抗する。

演習の基礎及び最終段階で、多種戦力グループの艦の乗組員は、兵器の実地使用を伴う一連のテスト戦闘訓練を実施する。

現在、北方艦隊副司令官オレグ・ゴルべフ中将の総指揮下で行なわれる北方艦隊の多種戦力の双務テスト戦術演習の枠組みにおいて、沿岸部隊の将兵、20隻以上の戦闘艦及び潜水艦、約10機の航空機ヘリコプターが関わっている。



ロシア北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(1998年4月18日就役)は、2021年4月18日に就役23周年を迎えました。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは就役23周年を迎えた]

2021年5月21日、北方艦隊の演習へ参加する為にバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは演習を行なう為にバレンツ海へ出航した]

演習は5月24日に終了しました。

[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海で演習を行なった]
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で戦術演習を行なった]

5月28日、演習を行なう為に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海で演習を行なう]


ロシア北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」(1986年11月5日就役)は、2011年6月からセヴェロドヴィンスク市艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』で近代化改装を開始し、2016年12月末に工事と洋上試験を終えて艦隊へ復帰しました。

[ロシア海軍のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは近代化改装を終えて北方艦隊へ復帰した]

最近では、2021年1月28日に各種戦闘訓練を行なう為、バレンツ海へ出航しています。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で演習を行なう]

2月1日には130mm連装砲による砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で130mm連装砲を発射した]

その後、一旦セヴェロモルスク基地へ戻り、2月9日に再びバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で戦闘訓練を行なう]

2月16日には、対潜哨戒機Il-38と合同で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で対潜戦闘訓練を行なった]

その後、セヴェロモルスク基地へ戻っていましたが、3月3日にバレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは戦闘訓練を行なう為にバレンツ海へ出航した]


2021年6月1日(北方艦隊の創設記念日)、「ピョートル・ヴェリキー」「マルシャル・ウスチーノフ」は、各種戦闘訓練を行なう為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で戦闘訓練を開始した]

6月4日には北方艦隊航空隊航空機(おそらくは遠距離対潜哨戒機Tu-142)からデータを受け取り、ミサイル(おそらくは長距離対艦ミサイル)と艦砲(おそらくは130mm2連装砲AK-130)の模擬発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーとロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはバレンツ海で戦闘訓練を続けている]
その後、一旦セヴェロモルスクへ戻ったようです。

2021年6月7日、北方艦隊の戦術演習が始まりました。

6月8日には、コラ多種戦力小艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」、小型対潜艦「ユンガ」、「ブレスト」、「スネシュノゴルスク」白海海軍基地小型対潜艦「オネガ」、「ナリヤン-マル」バレンツ海へ展開し、潜水艦の捜索訓練を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2021年6月8日23時30分配信
【北方艦隊の多種戦力演習の枠組みでバレンツ海へ捜索打撃艦グループが展開した】

そして6月9日、「ピョートル・ヴェリキー」「マルシャル・ウスチーノフ」も、この演習へ参加する為に出航しました。
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