ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で対潜戦闘訓練を実施した
- カテゴリ:プロジェクト877潜水艦(キロ級)

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2021年6月29日8時0分配信
【太平洋艦隊のディーゼル潜水艦は日本海で仮想敵潜水艦への攻撃へ取り組んだ】
太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊のディーゼル潜水艦は日本海エリアで演習を行ない、その中で潜水艦の対潜手段を使用した仮想敵潜水艦への攻撃へ取り組んだ。
戦闘訓練射爆場で、太平洋艦隊の潜水艦の内の1隻は、最新の水中音響対策手段を使用して仮想敵潜水艦の捜索と攻撃へ取り組んだ。
ディーゼル潜水艦は「敵」潜水艦を探知し、有利な位置から仮想魚雷攻撃を行なった。
第2の潜水艦は回避機動を行なった。
潜水艦乗員は、仮想妨害設置と囮目標により追跡から逃れる課題へ取り組んだ。
海上での訓練は、救助船「イーゴリ・ベロウソフ」により保障された。

ロシア太平洋艦隊の通常動力潜水艦(プロジェクト877)は、現在、全てウラジオストク南部のウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団に所属しています。
[第19潜水艦旅団]
B-394「ヌルラト」(1988年12月30日就役)修理中
B-464「ウスチ-カムチャツク」(1990年1月30日就役)
B-494「ウスチ-ボリシェレツク」(1990年12月30日就役)
B-187「コムソモリスク・ナ・アムーレ」(1991年12月30日就役)近代改装後、2017年1月27日に再就役
B-190「クラスノカメンスク」(1992年12月30日就役)
B-345「モゴーチャ」(1994年1月22日就役)
これらの潜水艦は、日本海で哨戒任務へ就く以外に、太平洋艦隊の艦船や航空機が対潜戦闘訓練を行なう際の「相手役」も務めています。
更には、潜水艦同士で「対決」する戦闘訓練も度々行っています。
2018年3月21日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『決闘』を行なった]
2019年3月18日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『対決』した]
2020年10月19日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で対戦した]
2021年5月18日
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で戦闘訓練を実施した]
そして2021年6月29日にも2隻の潜水艦(艦名非公表)が日本海で「対戦」しました。
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