ロシア海軍はタンザニアで対海賊演習を行なった

『ロシア通信社ノーボスチ』より
【太平洋艦隊将兵は、彼らのボートを「制圧」し、タンザニアの同僚に感銘を与えた】
ウラジオストク、2月20日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシア連邦太平洋艦隊の大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」乗組員は、水曜日にタンザニアで対海賊演習を実施した。
「ロシア通信社ノーボスチ」は、同艦隊の公式代理人ローマン・マルトフ1等海佐より伝えられた。
「演習は、タンザニア海軍将兵の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフ訪問から始まりました。
彼らには、海賊との戦いで使用された対テロリストグループの武器や装備の見本が提示されました」
マルトフ氏は話した。
彼は、演習の活動段階では、タンザニア海軍の艇が海賊船の役目で参加していたと説明した。
そこへ、ロシア海軍歩兵グループが乗り込んだ。
太平洋艦隊艦船支隊指揮官のウラジーミル・ウドヴェンコ海軍少将によると、ロシア海軍将兵の行動は、見学者に大いなる感銘を与え、タンザニア軍指導部からは高い評価を受けた。
「マルシャル・シャーポシニコフ」は、この前の日曜日(2月17日)にタンザニアのダルエスサラーム港へ非公式訪問の為に到着した。
ロシア海軍代表団は、同市のトップとタンザニア海軍司令官を訪問し、太平洋艦隊将兵は、アレキサンドリア・全アフリカ総主教テオドロスII世猊下の礼拝に参加した。



水曜日、大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」、給油船「イルクト」、海洋救助曳船「アラタウ」から成る支隊は、出発式典の後、インド洋へと向かう。
(2013年2月20日13時29分配信)
ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」を中核とするアデン湾海賊対処部隊は、11月2日にウラジオストクを出港しました。
[ロシア海軍第14次アデン湾海賊対処部隊はウラジオストクを出港した]
11月28日にはインドのムンバイへ入港し、インド海軍との合同演習「インドラ-2012」に参加しました。
[ロシア-インド海軍合同演習「インドラ-2012」は終了した]
その後、イランを訪れました。
[太平洋艦隊の軍艦はイランを訪れた]
2013年の元旦はアラビア海で迎えました。
[太平洋艦隊海賊対処部隊はアラビア海で新年を迎える]
[ロシア太平洋艦隊海賊対処部隊は新年を祝う]
2013年1月15日からアデン湾海賊対処任務に就きました。
[ロシア太平洋艦隊艦船部隊はアデン湾で海賊対処任務に就いた]
2013年2月7日にはセーシェル諸島を訪問しました。
[太平洋艦隊海賊対処部隊はセーシェル諸島を訪問する]
セーシェル諸島滞在中、同国のカーニバルに参加しました。


2月11日にセーシェル諸島を出港し、アフリカのタンザニアへ向かいました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区広報サービス発表
2013年2月12日11時03分配信
【大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」はタンザニアへ向かった】

2月17日、タンザニア連合共和国のダルエスサラームに到着しました。
[ロシア太平洋艦隊海賊対処部隊はタンザニアを訪問する]
そして今回の記事で書かれているように、タンザニアで対海賊演習を行なった後、2月20日にダルエスサラームを出港しました。
今回の記事によると、対海賊演習では、タンザニア海軍の戦闘艇を「海賊船」に見立て、そこへロシア海軍歩兵部隊が「突入」したとの事です。
【タンザニア海軍公式サイト】
今回の太平洋艦隊海賊対処部隊は、ロシア海軍全体で通算14回目、太平洋艦隊としては通算8回目になります。
[ロシア海軍はソマリア沖海賊対処任務を続ける]
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