ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート アドミラル・グリゴロヴィチとアドミラル・エッセンは黒海で戦闘訓練を実施した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年7月12日7時30分配信
【黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」と「アドミラル・エッセン」は海上射爆場で演習を実施した】
黒海艦隊のフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」と「アドミラル・エッセン」の乗組員は、黒海の海上戦闘訓練射爆場で仮想敵艦支隊を破壊する演習を実施した。
演習計画の下で、黒海艦隊の沿岸監視及び偵察手段は、ロシア国境に沿って空域を移動する無人飛行装置を探知した。
無人飛行装置を追跡した結果、以前に探知された仮想敵打撃艦グループを構成し、中立水域に居る艦のヘリコプター発着場への着艦が記録された。
艦隊司令部から黒海エリアに居るフリゲートの艦長へ与えられた任務は、打撃艦グループが居る海域で、そのコースを最大限追尾し、目的と更なる行動を特定する事であった。
ロシア船員の問い掛けに仮想敵艦は応答しなかった。
指定海域へ進入したフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」と「アドミラル・エッセン」の乗組員は、攻撃を受けた。
フリゲートの戦闘班は敵との海上戦闘訓練へ入り、対空防衛手段は、電波電子戦闘手段からのアクティブ及びパッシブ妨害の設定によりミサイル攻撃を撃退した。
その後、艦のミサイル-砲術戦闘部門の要員は、高精度兵器及び砲によるミサイル打撃を与える方法で水上目標を破壊する為の合同行動の手順へ取り組んだ。
フリゲートの戦闘訓練の次なる段階は、仮想敵打撃艦グループへミサイル及び爆弾による打撃を与える為の黒海艦隊の対空防衛・海上航空隊の航空機乗員との合同演習となる。
プロジェクト11356Rフリゲート1番艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」(494、2016年3月11日就役)は、2021年5月末にクリミア半島の地対艦ミサイル部隊と合同演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"はクリミア半島の地対艦ミサイル部隊と共に演習を行なった]
11356Rフリゲートの2番艦「アドミラル・エッセン」(490、2016年6月7日就役)は、2021年6月下旬から地中海東部へ進出し、ロシア海軍とロシア航空宇宙軍の合同演習へ参加した後に黒海へ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦モスクワとフリゲート アドミラル・エッセンは地中海を去った]
7月12日、2隻のフリゲートは黒海で戦闘訓練を開始しました。
今後は海上航空隊との合同訓練が実施されます。
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