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インドは艦上戦闘機MiG-29K/KUBの追加購入についてロシアへ問い合わせた

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『タス通信』より
2021年7月23日9時2分配信
【ロシアはインドから戦闘機MiG-29K/KUB供給の事前問い合わせを受けた】
ジュコーフスキー/モスクワ州、7月23日/タス通信

ロシアインドから艦上戦闘機MiG-29K/KUB供給の事前問い合わせを受けた。
『タス通信』航空サロン『MAKS-2021』の最中に連邦軍事技術協力サービスドミトリー・シュガイエフより伝えられた。

「ロシア側は、インドのパートナーから艦上戦闘機MiG-29K/KUB供給の事前問い合わせを受けました。
対応する提案が送られます」

彼は話した。

彼によると、ロシアMiG-29K/KUBの近代化のための入札の発表を期待している。
「更にロシアは、MiG-29K/KUB群の近代化プログラムに関するインドとの協議を開始しました」
連邦軍事技術協力サービス
のトップは付け加えた。

MiG-29K/KUBは、艦船連合部隊の対空防衛の課題を解決し、航空優勢を獲得し、あらゆる気象条件下において誘導高精度兵器で水上及び地上目標を撃破する為に意図されている第4++世代多機能戦闘機である。
それは時速2000キロメートル以上の速度の発揮が可能であり、1500キロメートルの距離を飛行する。
戦闘機MiG-29K/KUBは、インド海軍の主要な艦上航空機である。

航空サロン『MAKS-2021』は、7月20日から25日までジュコーフスキーで開催される。



[艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUB(旧ブログ)]
[RSKミグMiG-29K/MiG-29KUB艦上戦闘機(RSKミグ公式サイト)]

艦上戦闘機MiG-29K/KUBは、第4++世代として再設計されたMiG-29M2艦上戦闘機型であり、当初はインド海軍向けとして開発、製造されました。

[MiG-29M2(MiG-29MRCA)]

ソヴィエト連邦時代末期に試作されたMiG-29K(9-31)とは、名前は同じでも全く別の機体です。



MiG-29Kは単座型、MiG-29KUBは複座型ですが、他の第4++世代MiG-29シリーズと同様、単座型と複座型で機体フレームとキャノピーは全く同一です。
[艦上戦闘機MiG-29K(9-41)]
[艦上戦闘機MiG-29KUB(9-47)]

航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」の購入契約とセットになるインド海軍向けの第1バッチ(16機)は、2011年末までに納入されました。
[空母「ヴィクラマーディティヤ」の為の艦上戦闘機MiG-29K/KUBの納入は2011年末までに完了する]

2010年3月12日には第2バッチ(29機)の購入契約が締結され、2012年から引き渡しが始まり、2016年末までに完了しました。
[インド向け艦上戦闘機MiG-29K/KUB第2バッチの納入は今年(2012年)から始まる]


合計して45機が引き渡されたインド海軍MiG-29K/KUBは、空母「ヴィクラマーディティヤ」と、今後就役する国産空母「ヴィクラントII」の艦載機となります。

空母「ヴィクラマーディティヤ」
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空母「ヴィクラントII」

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