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ロシア海軍太平洋艦隊の為の第3のプロジェクト06363潜水艦マガダンはバルト海で国家試験を開始した

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『タス通信』より
2021年8月16日22時15分配信
【新たな潜水艦「マガダン」は国家試験へ出発した】
サンクトペテルブルク、8月16日/タス通信

『アドミラルティ造船所』(『統合造船業営団』へ加入)は、太平洋艦隊の為の第3のプロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦「マガダン」の国家試験を開始した。
月曜日に同社広報サービスは発表した。

「『アドミラルティ造船所』は、プロジェクト636.3大型ディーゼルエレクトリック潜水艦マガダンの国家試験へ着手しました。
太平洋艦隊の為の潜水艦シリーズの3隻目は、8月16日に国家試験へ出発しました。
今週、我が社の専門家には、水中音響複合体及び航法複合体を含む全ての艦の設備、メカニズム、機器の動作の点検が控えています」

声明では、こう述べられた。

更に潜水艦は深海潜航を行ない、様々な航行深度で艦の制御性が評価される。
試験プログラムを仕上げた後、「マガダン」は同社へ戻り、検査と清掃仕上げを行なう。

6隻から成る近代化されたプロジェクト636潜水艦シリーズがロシア太平洋艦隊の為に『アドミラルティ造船所』で建造されている。
最初の潜水艦「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は2019年12月に発注者へ引き渡され、2隻目の「ヴォルホフ」は2019年12月に進水し、工場試験を行なった。
シリーズ3隻目の潜水艦「マガダン」は2019年11月1日に起工され、2021年11月にロシア海軍へ引き渡される。

プロジェクト636.3潜水艦第3世代大型ディーゼルエレクトリック潜水艦に属しており、世界で最も低騒音なものの1つである。
それは74メートルの長さを有し、最大排水量は3900トン以上、運用潜航深度240メートル、限界深度300メートル、航続距離7500海里。


『タス通信』より
2021年8月16日22時45分配信
【潜水艦「マガダン」は11月10日までにロシア海軍へ引き渡される】
モスクワ、8月16日/タス通信

『アドミラルティ造船所』(『統合造船業営団』へ加入)で建造されたプロジェクト636.3ディーゼルエレクトリック潜水艦「マガダン」は、11月10日までにロシア海軍へ引き渡される。
月曜日に同社広報サービスは発表した。

「マガダンは太平洋艦隊の為の潜水艦シリーズの3隻目であり、今年3月26日に91パーセントの高い準備段階で進水しました。
2019年11月1日に起工された艦は、2021年11月10日までにロシア海軍へ御引き渡し致します」

声明では、こう指摘された。

以前、造船所は、同社が「マガダン」の国家試験へ着手したと発表した。
今週、同社の専門家には、水中音響複合体及び航法複合体を含む全ての艦の設備、メカニズム、機器の動作の点検が控えている。

以前に『アドミラルティ造船所』は、中国海軍の為のプロジェクト636及び636M潜水艦シリーズ、黒海艦隊の為の6隻のシリーズ、ベトナム海軍の為の6隻のプロジェクト636.1潜水艦アルジェリア海軍の為の4隻のプロジェクト636.1潜水艦を建造した。
ロシア潜水艦有翼ミサイル「カリブル」を搭載し、外国の潜水艦ミサイル複合体「クラブ-S」を搭載する。



[プロジェクト06363潜水艦(太平洋艦隊)]
太平洋艦隊向けの6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造契約は2016年9月7日に締結されました。
[サンクトペテルブルクのアドミラルティ造船所はロシア海軍太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造契約を締結した]

2017年7月28日に最初の2隻~1番艦B-274「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」と2番艦B-603「ヴォルホフ」が同時に起工されました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはサンクトペテルブルクで起工された]

「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」は、2019年3月28日に進水し、8月16日から10月10日までバルト海で洋上試験を行ない、11月25日にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト06363潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

「ヴォルホフ」は、2019年12月26日に進水し、2020年6月下旬から10月中旬までバルト海で洋上試験を行ない、2020年10月24日にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト06363潜水艦ヴォルホフはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

この2隻は、2021年8月以降に極東へ回航されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはバルト海からウラジオストクへ向かう]


3番艦B-602「マガダン」と4番艦B-588「ウファ」は、2019年11月1日に起工されました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦マガダンとウファはサンクトペテルブルクで起工された]

B-602「マガダン」は、2021年3月26日に進水しました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第3のプロジェクト06363潜水艦マガダンはサンクトペテルブルクで進水した]

4月20日に造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第3のプロジェクト06363潜水艦マガダンは係留試験を開始した]
5月中旬にはオブニンスク研修センターで研修を終えた「マガダン」乗組員が造船所へ到着し、係留試験へ参加する事になりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第3のプロジェクト06363潜水艦マガダン乗組員は係留試験へ参加する]

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「マガダン」の係留試験は6月中旬頃に完了しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第3のプロジェクト06363潜水艦マガダンの係留試験は最終段階に在る]

「マガダン」の洋上試験(工場航行試験)は、2021年6月27日に始まりました。。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第3のプロジェクト06363潜水艦マガダンは2021年6月に洋上試験を開始する]
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第3のプロジェクト06363潜水艦マガダンはバルト海で洋上試験を開始した]

工場航行試験は7月末に完了しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第3のプロジェクト06363潜水艦マガダンはバルト海で洋上試験の第1段階(工場航行試験)を完了した]

8月16日に最終洋上試験となる国家試験が始まりました。

国家試験が完了した後、ロシア海軍へ引き渡されます。

「マガダン」ロシア海軍への引き渡しは2021年11月10日に予定されています。
[太平洋艦隊の為の第3のプロジェクト06363潜水艦マガダンは2021年11月にロシア海軍へ就役する]


太平洋艦隊向け06363潜水艦の5番艦「モジャイスク」と6番艦「ヤクーツク」は2021年に起工されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦モジャイスクとヤクーツクは2021年に起工される]

太平洋艦隊向けの06363潜水艦6隻の建造は、2024年までに完了します。
[ロシア海軍太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦6隻の建造は2024年末に完了する]
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