fc2ブログ

ロシア海軍の100mm艦載砲A-190-01ウニヴェルサールの改良は進められている

21-0822g.jpg
『タス通信』より
2021年8月22日20時34分配信
【海軍の為の最新砲A190-01は高精度砲弾を得る】
クビンカ/モスクワ州/8月22日/タス通信

ロシア連邦海軍の艦への装備の為に意図されている最新の100mm海上砲A190-01は、高精度砲弾を得る。
『タス通信』は、国際軍事技術フォーラム『アルミヤ-2021』の最中にコンツェルン『ウラルヴァゴンザヴォード』(国営法人『ロステック』へ加入)広報サービスより伝えられた。

「砲の改善の第3段階は、新世代の弾薬の導入に関連しております~電子多機能信管を備える無誘導砲弾、更には高精度誘導砲弾。
これは、対艦ミサイルのような空中攻撃手段からの防護と、艦の戦闘効率性を新たな水準へ引き上げる事を可能にします」
『ウラルヴァゴンザヴォード』
は通知した。

コンツェルンが指摘したように、現在、自動給弾システムの作成作業は完了しており、その導入はA190-01の運用弾薬の3倍の増加を可能にする。
「給弾は5分間隔の自動モードで行なわれ、現代のコルベットの戦闘準備態勢は大幅に向上します。
自動給弾システムを備えた砲装置A190-01は、プロジェクト20386コルベットへ装備されます。
更には、近代化が行なわれるプロジェクト1155フリゲートへの設置を計画しております」
『ウラルヴァゴンザヴォード』
は伝えた。

広報サービスは、大きい排水量の艦の為に統一機械化給弾複合体が開発され、追加の弾薬の6倍の増加とA190-01の6分間隔の運用給弾を保障する事を指摘した。
「その導入は、砲装置自身の仕上げを必要としません」
『ウラルヴァゴンザヴォード』
は付け加えた。

A190-01は、ロシア連邦海軍で最も普及している現代的な海上砲である。
特に、これはプロジェクト11356フリゲートプロジェクト203802038520386コルベットへ装備されている。

中央科学研究所『ブレヴェーストニク』は、ロシア最大の砲門の開発者である。





ロシア海軍100mm単装速射砲A-190-01「ウニヴェルサール」は、中央科学研究所『ブレヴェーストニク』により1990年代初頭に開発が始まりました。

開発のベースになったのは、同社が1970年代に開発した76mm単装速射砲AK-176です。

A-190-01は2000年代後半から就役し始めたロシア海軍の新世代艦艇に搭載されています。
プロジェクト21630「ブヤン」小型砲艦
プロジェクト20380「ステレグーシチー」型コルベット
プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦
プロジェクト11356「アドミラル・グリゴロヴィチ」型フリゲート
プロジェクト20385「グレミャーシチー」型コルベット

この他、近代化改装されたプロジェクト1155Mフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」にも搭載されています。
[近代化改装された大型対潜艦改めフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"はロシア海軍太平洋艦隊へ復帰した]

既に制式採用から10年近く経過しているA-190-01ですが、現在は誘導砲弾などの新型砲弾の開発が進められています。
[ロシア海軍の100mm艦載砲A-190-01ウニヴェルサールの誘導砲弾が開発される]

更には、給弾装置の能力を向上させた改良型も開発されています。
関連記事
スポンサーサイト