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ロシア海軍太平洋艦隊の為の第6のプロジェクト20380コルベット"ブラーヴイ"起工(2021年9月29日)

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年9月30日8時43分配信
【太平洋艦隊の為の第6のプロジェクト20380コルベットは『アムール造船工場』で起工された】

『アムール造船工場』でプロジェクト20380コルベット「ブラーヴイ」が起工された
ロシア海軍公式代理人イーゴリ・ディガロ1等海佐が説明したように、これは『アムール造船工場』が太平洋艦隊の為に建造するこのタイプの6隻目の艦である。


式典は9月29日・水曜日に開催され、ロシア海軍総司令部造船管理部長イリヤ・シガポフ1等海佐が参加した。
海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将に代わり、彼は『アムール造船工場』へ重要な出来事への祝辞を伝えた。

太平洋艦隊の一員として既に『アムール造船工場』で建造された3隻のプロジェクト20380コルベットが勤務へ就いている事が想い起こされる:「ソヴェルシェーンヌイ」、「グロームキー」、「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」
これらへ年末までに「リェーズキー」が合流する。

コルベット「ブラーヴイ」は2025年に海軍への受け入れが計画されている。

プロジェクト20380コルベットの全長は100メートル以上、排水量2220トン。
それは距離4000海里を航行できる。
兵装~対艦ミサイル複合体「ウラン」、高射ミサイル複合体「リドゥート」、魚雷と強力な弾薬、電波位置測定機器及び電波電子機器、100mm砲装置A-190、大口径機関砲擲弾発射機



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現在、ロシア極東方面コムソモリスク・ナ・アムーレ市『アムール造船工場』では、太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットの建造が進められています。

1隻目の「ソヴェルシェーンヌイ」(333、2006年6月30日起工、2015年5月22日進水)は、2017年7月20日に就役しました。
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[コムソモリスク・ナ・アムーレで建造された最初の新世代コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

2隻目の「グロームキー」(335、2012年4月20日起工、2017年7月28日進水)は、2018年12月25日に就役しました。
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[プロジェクト20380コルベット"グロームキー"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

3隻目の「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(339、2015年7月22日起工、2019年9月12日進水)は、2020年12月25日に就役しました。
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[プロジェクト20380コルベット"ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊に編入された]

4隻目の「リェーズキー」は、2016年7月1日に起工され、2021年7月1日に造船台から出渠しました。


[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第4の新型コルベット"リェーズキー"は造船台を出た]

2021年10月上旬に輸送ドックでウラジオストクへ回航され、同月末にドックから出渠しました。
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「リェーズキー」は2022年5月の就役が予定されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第4のプロジェクト20380コルベット"リェーズキー"は2022年5月9日に就役する]


2020年12月15日、『アムール造船工場』は、太平洋艦隊向けとして2隻のプロジェクト20380コルベットと4隻のプロジェクト20385コルベットの建造契約をロシア国防省と締結しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の4隻のプロジェクト20385コルベットと2隻のプロジェクト20380コルベットの建造契約が締結された]

太平洋艦隊向けの5隻目のプロジェクト20380コルベット「グローズヌイ」は2021年8月23日に起工されました。

[ロシア海軍の為のボレイ-A戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦2隻、プロジェクト20380コルベット1隻、、プロジェクト20385コルベット1隻、プロジェクト06363潜水艦2隻はプーチン大統領の号令下で一斉に起工された]

そして2021年9月29日、太平洋艦隊向けの6隻目のプロジェクト20380コルベット「ブラーヴイ」が起工されました。

これで太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベット6隻が全て起工されました。
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