ロシア海軍の新型コルベット"リェチーヴイ"と"メルクーリイ"は改名された
- カテゴリ:ロシア海軍ニュース
『タス通信』より
2021年10月15日8時20分配信
【情報筋:ロシア連邦海軍総司令部はステルスコルベット「リェチーヴイ」と「メルクーリイ」を改名した】
モスクワ、10月15日/タス通信
ロシア海軍総司令部は建造中の2隻のプロジェクト20380及び20386コルベットの改名を決定した。
『タス通信』は造船分野の情報提供者より伝えられた。
それによると、プロジェクト20380コルベット「リェチーヴイ」は「メルクーリイ」へ改名され、そしてプロジェクト20386ステルスコルベット「メルクーリイ」は、その起工時の名前「ジェルズキー」に戻された。
このような改名の目的は不明である。
『タス通信』は、この件についての公式な情報を有していない。
以前の2021年3月、『北方造船所』(『統合造船業営団』へ加入)でプロジェクト20386コルベットのトップ「メルクーリイ」の水中への技術的進水が行われたと伝えられた。
2016年10月28日、コルベットは「ジェルズキー」の名の下で起工式典が行なわれた。
2019年4月23日、国家元首隣席の下、工場では既に「メルクーリイ」となったコルベットの船体ブロックが接合された。
「リェチーヴイ」はサンクトペテルブルクで建造される第5のプロジェクト20380コルベットである。
現時点では、それは試験が行なわれている。
それは2015年2月20日に『北方造船所』で起工され、2020年3月12日に進水した。
以前の4隻のコルベット~「ソーブラジテルヌイ」、「ステレグーシチー」、「ストイーキー」、「ボイキー」はバルト艦隊で勤務に就いている。
近海ゾーン多目的コルベット(警備艦)・プロジェクト20380/20386の建造には「ステルス」技術が使用されている。
最新の解決策がコルベットの物理的フィールドを低減する為に使用されている。
特に、電波吸収性を持つ高品質材料のガラス繊維強化プラスチックの使用、更に船体及び上部構造物の建造方式により、電波位置測定(レーダー)の視認性の大幅な低減に成功した。
サンクトペテルブルクの『北方造船所』で建造されるプロジェクト20380コルベットとしては5番艦となる「リェチーヴイ」は、2015年2月20日に起工されました。
[ロシア海軍の為の最新鋭コルベット"リェチーヴイ"と"ストローギー"はサンクトペテルブルクで起工された]
2020年3月12日に進水しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭コルベット"リェチーヴイ"はサンクトペテルブルクで進水した]

2021年10月5日に造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年10月5日9時35分配信
【コルベット「リェチーヴイ」の係留試験が始まった】
プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386コルベットの1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルクの『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。

[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]
その後、ロシア海軍にとっては伝統的な名前である「メルクーリイ」(1928~1829年のロシア-トルコ戦争において、1829年2月9日に2隻のトルコ戦列艦と戦って勝利したブリッグ)へ改名される事になりました。

[ロシア海軍のプロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーはメルクーリイに改名される]
2019年4月23日、「ジェルズキー」改め「メルクーリイ」の船体は接合されました。
2020年3月末、「メルクーリイ」の船体は造船台から進水しました。
ただし、これは正規の進水では無く、他の艦を建造する為に造船台を空ける為のようです。
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"の船体は進水した]

2021年7月にはサンクトペテルブルクの『中部ネヴァ川造船工場』で製造されたガラス繊維強化プラスチック製の上部構造物が『北方造船所』へ到着しました。
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"の上部構造物は北方造船所へ到着した]
2021年10月中旬、「リェチーヴイ」と「メルクーリイ」は改名されました。
20380の「リェチーヴイ」が「メルクーリイ」と改名され、20386の「メルクーリイ」の方は、元の名前「ジェルズキー」に戻されました。
改名の理由は不明ですが、建造が遅延している20386よりも、先に就役の見込みがある20380の方に「メルクーリイ」の名を使うのでしょうか。
2021年10月15日8時20分配信
【情報筋:ロシア連邦海軍総司令部はステルスコルベット「リェチーヴイ」と「メルクーリイ」を改名した】
モスクワ、10月15日/タス通信
ロシア海軍総司令部は建造中の2隻のプロジェクト20380及び20386コルベットの改名を決定した。
『タス通信』は造船分野の情報提供者より伝えられた。
それによると、プロジェクト20380コルベット「リェチーヴイ」は「メルクーリイ」へ改名され、そしてプロジェクト20386ステルスコルベット「メルクーリイ」は、その起工時の名前「ジェルズキー」に戻された。
このような改名の目的は不明である。
『タス通信』は、この件についての公式な情報を有していない。
以前の2021年3月、『北方造船所』(『統合造船業営団』へ加入)でプロジェクト20386コルベットのトップ「メルクーリイ」の水中への技術的進水が行われたと伝えられた。
2016年10月28日、コルベットは「ジェルズキー」の名の下で起工式典が行なわれた。
2019年4月23日、国家元首隣席の下、工場では既に「メルクーリイ」となったコルベットの船体ブロックが接合された。
「リェチーヴイ」はサンクトペテルブルクで建造される第5のプロジェクト20380コルベットである。
現時点では、それは試験が行なわれている。
それは2015年2月20日に『北方造船所』で起工され、2020年3月12日に進水した。
以前の4隻のコルベット~「ソーブラジテルヌイ」、「ステレグーシチー」、「ストイーキー」、「ボイキー」はバルト艦隊で勤務に就いている。
近海ゾーン多目的コルベット(警備艦)・プロジェクト20380/20386の建造には「ステルス」技術が使用されている。
最新の解決策がコルベットの物理的フィールドを低減する為に使用されている。
特に、電波吸収性を持つ高品質材料のガラス繊維強化プラスチックの使用、更に船体及び上部構造物の建造方式により、電波位置測定(レーダー)の視認性の大幅な低減に成功した。
サンクトペテルブルクの『北方造船所』で建造されるプロジェクト20380コルベットとしては5番艦となる「リェチーヴイ」は、2015年2月20日に起工されました。
[ロシア海軍の為の最新鋭コルベット"リェチーヴイ"と"ストローギー"はサンクトペテルブルクで起工された]
2020年3月12日に進水しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭コルベット"リェチーヴイ"はサンクトペテルブルクで進水した]

2021年10月5日に造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年10月5日9時35分配信
【コルベット「リェチーヴイ」の係留試験が始まった】
プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386コルベットの1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルクの『北方造船所』(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。

[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]
その後、ロシア海軍にとっては伝統的な名前である「メルクーリイ」(1928~1829年のロシア-トルコ戦争において、1829年2月9日に2隻のトルコ戦列艦と戦って勝利したブリッグ)へ改名される事になりました。

[ロシア海軍のプロジェクト20386コルベット1番艦ジェルズキーはメルクーリイに改名される]
2019年4月23日、「ジェルズキー」改め「メルクーリイ」の船体は接合されました。
2020年3月末、「メルクーリイ」の船体は造船台から進水しました。
ただし、これは正規の進水では無く、他の艦を建造する為に造船台を空ける為のようです。
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"の船体は進水した]

2021年7月にはサンクトペテルブルクの『中部ネヴァ川造船工場』で製造されたガラス繊維強化プラスチック製の上部構造物が『北方造船所』へ到着しました。
[ロシア海軍の新世代コルベット"メルクーリイ"の上部構造物は北方造船所へ到着した]
2021年10月中旬、「リェチーヴイ」と「メルクーリイ」は改名されました。
20380の「リェチーヴイ」が「メルクーリイ」と改名され、20386の「メルクーリイ」の方は、元の名前「ジェルズキー」に戻されました。
改名の理由は不明ですが、建造が遅延している20386よりも、先に就役の見込みがある20380の方に「メルクーリイ」の名を使うのでしょうか。
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