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改ヤーセン級多用途原潜カザンの操舵装置の製造が始まった

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公開株式会社『生産合同セヴマシュ』公式サイトより
2013年3月1日配信
【「カザン」の為の操舵装置】

生産合同「セヴマシュ」は建造中の原子力潜水艦の為の新たなハイテク技術を開発する。
同社は、プロジェクト「ヤーセン-M」多用途原子力潜水艦「カザン」の為の新たな操舵装置の製造を始めた。

以前、原子力潜水艦の為の操舵装置の製造には「プロレタリア工場」(サンクト-ペテルブルク)が従事していた。
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これは、艦の舵を制御する事を意図した機器である為、その製造は難しい。
セヴマシュは同様の機器を生産しており、それは多用途潜水艦「セベロドビンスク」に設置されている。

原子力潜水艦「カザン」の為に用意される改善されたタイプの操舵装置の開発は、公開株式会社「海洋工学中央設計局マラヒート」により行なわれた。
この機器の製造には、同社の多くの部署が関わっている。

今年は、操舵装置及び機器の製造を完成させ、部署間試験の準備作業が計画されている。
「原子力潜水艦カザンの建造は、現在、最優先事項の一つです」
計画・管理部長代理ニコライ・シベツォフは表明した。

「発注された作業は積極的に進められており、当部署ではマニュアルと資料を提供しております。
注目すべきは、この発注品の建造に当たり、未だ試験に合格していない工業製品の製造の為の全く新しい方法が適用される事にあります」


多用途原子力潜水艦「カザン」は、2009年7月24日に起工された事が想い起される。
この潜水艦は、プロジェクト「ヤーセン」原子力潜水艦シリーズに続くものである。
ロシア連邦の海軍ドクトリンによれば、このプロジェクトの将来潜水艦は、ロシア多用途原子力潜水艦の主力とならなければならない。
エカテリーナ・ピリキナ
公開株式会社『生産合同セヴマシュ』広報サービス



[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

「ヤーセン」級2番艦(「ヤーセン-M」としては1隻目)「カザン」は2009年7月24日に起工されました。
[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]

現在の所、2014年末までにロシア海軍へ引き渡される予定となっております。
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