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新世代戦略用途原子力水中巡洋艦インペラ―トル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)は2023年末にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ配備される

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『タス通信』より
2021年12月9日15時26分配信
【水中ロケット艦「インペラートル・アレクサンドルIII」は2023年に海軍へ引き渡される】
モスクワ、12月9日/タス通信

『セヴマシュ』社(『統合造船業営団』へ加入)で建造されている第4のプロジェクト955A(コード名「ボレイ-A」)戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦「インペラートル・アレクサンドルIII」は2023年末にロシア連邦海軍へ加入する。
『タス通信』は造船分野の情報提供者より伝えられた。

「原子力巡洋艦インペラートル・アレクサンドルIIIは2023年末に太平洋艦隊へ加入します。
それは来年12月に進水します。
ロケット艦には、2023年後半にミサイル"ブラヴァー"発射を含む完全なサイクルの試験の実施が控えています」

対談者は話した。

巡洋艦は2015年12月18日に起工された。
これはプロジェクト955原子力艦としては7隻目であり、改善プロジェクト955Aの4番艦である。
現在、ロシア海軍の戦闘編制には、4隻のプロジェクト955/955Aロケット艦が在る。
5隻目の「クニャージ・オレグ」は今年末までにロシア連邦海軍へ引き渡される。

潜水艦「ボレイ」及び「ボレイ-A」海洋工学中央設計局『ルビーン』により開発され、これらは全て16基の大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」を搭載でき、口径533mmの魚雷発射管を装備する。
軍当局によると、「ボレイ-A」は低騒音、高度な操縦及び懸吊システム、改善された兵器管理システムが基礎プロジェクト潜水艦と異なる。



ロシア海軍第4世代戦略原子力潜水艦「ボレイ」シリーズの7番艦「インペラートル・アレクサンドルIII」(皇帝アレクサンドル3世)は、2014年7月27日にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』(北方機械製造事業)で起工されました。
(改良型のプロジェクト955A「ボレイ-A」としては4番艦)
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[太平洋艦隊の為のロシア海軍新世代戦略原潜ボレイ級7番艦インペラ―トル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)は起工された]

ロシア帝国海軍最後の戦列艦であり、ロシア革命後にチュニジアへ脱出した先代「インペラートル・アレクサンドルIII」に因んで命名されました。
同名の艦としては3代目となります。
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[ロシア海軍の新造艦に皇帝アレクサンドル3世の名が付けられる]
[ロシア海軍最新戦略原潜ボレイ級7番艦はインペラートル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)と命名される]
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ボレイ級7番艦インペラートル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)は発注された]
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ボレイ級7番艦はインペラートル・アレクサンドルIII(皇帝アレクサンドル3世)と命名された]

3代目「インペラートル・アレクサンドルIII」の建造工事は『セヴマシュ』で進められており、2022年12月に進水し、2023年後半に洋上試験を行ない、同年末にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
「インペラートル・アレクサンドルIII」太平洋艦隊へ配備されます。
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