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ロシア海軍の為の艦上無人攻撃/偵察機と艦上無人ヘリコプターの開発が進められている

『タス通信』より
2021年1月13日9時7分配信
【情報筋:ロシアは甲板(艦上)へ駐留する無人機の為のプラットフォームの開発を行なっている】
モスクワ、12月13日/タス通信

ロシア連邦海軍の為の最新海上プラットフォームが開発され、それは戦術・偵察無人飛行装置の駐留の為に意図される。
『タス通信』は造船分野の情報提供者より伝えられた。

「私達は今、偵察機能を持つ多数の戦術無人機を艦上へ搭載する為の海軍の為の多目的プラットフォームの設計を行なっております」
対談者は話した。

彼によると、ヘリコプター及び航空機タイプの甲板(艦上)駐留の中型装置軽装置が予定されている。
後者(航空機タイプ)は、空気圧カタパルトの助力を得て艦から射出される。
「艦上駐留無人機と自動システムは、沿岸地帯と公海スペースでの戦術適応の保障を可能にします」
対談者は付け加えた。

彼は、艦上無人機の飛行を保障する為、一連の条件の遵守について熟慮しなければならない事を指摘した。
「これは、攻撃的な海上手段からの艦上電子機器の保護、艦上での動作の精度の向上、甲板へ激しく着艦した場合の装置の機体の充分な強度です」
対談者は指摘した。

『タス通信』は、この情報について公式に確認していない。

海軍海上航空隊の部隊の軍備として、2010年に『特殊技術センター』が作成した多機能無人飛行装置「オルラン-10」が有る。
装置の主な特性は、地上でも艦上でも使用できる事に在る。

海上航空隊の飛行場では更に、水上及び沿岸の目標の追尾と同時に目標指示を出す事が可能な無人機「フォルポスト」が使用されている。

装置は、有翼ミサイル複合体「カリブル」及び「オーニクス」との合同使用に成功している。



記事中でも触れられていますが、現在のロシア海軍では、偵察用の無人機「オルラン-10」「フォルポスト」(イスラエル無人機「サーチャー2」をベースにしてロシアでライセンス生産した機体)が運用されています。

無人機「オルラン-10」
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無人機「フォルポスト」
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これらとは別に、ロシア海軍航空機搭載艦で運用する為の艦上無人攻撃/偵察機の開発も進められています。
今回の記事によると「中型無人機」「軽無人機」の2種類が開発されるようです。
[ロシア海軍航空隊の為の有人/無人航空機が開発される]
[ロシア海軍航空隊司令官は語る]
[ロシア海軍航空隊は対潜任務に無人機を使用する]

更に、フリゲートコルベットなどの水上戦闘艦で運用する為の艦上無人ヘリコプターも開発されます。

無人ヘリコプター「ゴリゾント」
(オーストリア/ドイツ共同開発の無人ヘリコプターS-100カムコプターをライセンス生産した機体)
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艦上無人攻撃/偵察機は、現在建造が進められている新世代汎用揚陸ヘリコプター母艦プロジェクト23900「イワン・ロゴフ」型でも運用されます。
[ロシア海軍の新世代汎用揚陸ヘリコプター母艦イワン・ロゴフ型は艦上無人攻撃機を搭載する]
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