ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"のミサイル発射支援任務に従事した大型対潜艦アドミラル・トリブツ、コルベット・グロームキー、ロシア英雄アルダル・ツィジェンジャポフはウラジオストクへ帰投した
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2021年-)



『インテルファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2021年12月16日2時46分配信
【太平洋艦隊艦支隊はフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」の日本海での新たなミサイルの発射実行後に駐留所へ戻った】
ウラジオストク、12月16日、インテルファクス-極東
太平洋艦隊艦支隊は、フリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」の日本海エリアでの最新対潜ミサイル複合体「オトヴェート」のミサイル射撃実施海域の閉鎖任務を遂行した後に駐留所へ戻った。
木曜日に艦隊広報サービスは発表した。
「射撃実施海域は、民間船舶航行の安全を保障する為に閉鎖されました」
声明では、こう述べられた。
合計して海域の閉鎖には、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、コルベット「グロームキー」と「ロシア英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」を含む10隻以上の太平洋艦隊の艦と支援船が参加した。
伝えられたように、太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」は、日本海エリアで最新対潜複合体「オトヴェート」の水中目標へのミサイル発射を実施した。
ミサイルの弾頭は成功裏にそれを撃破した。
対潜ミサイル発射の為、更に有翼ミサイル「オーニクス」と「カリブル」の使用が可能な汎用発射装置が使用された。
「マルシャル・シャーポシニコフ」は太平洋艦隊のフリゲートであり、近代化された後にミサイル「カリブル」(試作設計局『ノヴァトール』、株式会社『航空宇宙防衛コンツェルン・アルマーズ-アンテイ』により開発されたロシアの有翼ミサイルファミリー)の搭載艦となった。
太平洋艦隊のプロジェクト1155大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役)は、2014年から2016年までウラジオストクで近代化改装を行ない、2016年7月に復帰しました。

[近代化改装を終えた大型対潜艦アドミラル・トリブツは2016年7月にロシア海軍太平洋艦隊へ復帰する]
ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットの2隻目となる「グロームキー」(335)は2018年12月25日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
[プロジェクト20380コルベット"グロームキー"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]
ロシア太平洋艦隊向けの3隻目のプロジェクト20380コルベット「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」(339)は2021年12月25日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入されました。
[プロジェクト20380コルベット"ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ"はロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊に編入された]
「アドミラル・トリブツ」は2021年4月末から6月下旬まで東南アジアへの遠距離航海を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは東南アジアへの遠距離航海からウラジオストクへ帰投した]
「グロームキー」と「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は、2021年6月の太平洋中央部の太平洋艦隊の大規模演習へ参加しました。
[ロシア太平洋艦隊のアジア-太平洋遠征と太平洋中央部演習(2021年5月-7月)]
「グロームキー」と「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は、2021年8月中旬にピョートル大帝湾で演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット3隻はピョートル大帝湾で演習を実施した]
「グロームキー」は2021年8月31日に日本海で対空ミサイルの発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新コルベット"ソヴェルシェーンヌイ"と"グロームキー"は日本海で高射ミサイル"リドゥート"を発射した]
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」は2021年9月23日にピョートル大帝湾で対水上砲撃訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年9月23日9時24分配信
【太平洋艦隊の大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」は演習中に仮想敵艦を破壊した】
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」は2021年10月7日から親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」共に日本海で戦闘演習を開始しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年10月7日6時30分配信
【太平洋艦隊の親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」はミサイル射撃を実施する為に日本海へ出航した】
10月11日には対空ミサイル発射訓練を行ない、小型ロケット艦「ラズリーフ」が発射したミサイル標的「マラヒート」を撃墜しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年10月11日15時30分配信
【太平洋艦隊の親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」と大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」は日本海でミサイル射撃を実施した】
「グロームキー」と「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は、2021年10月中旬に日本海で実施された中国海軍との合同演習『海洋協同-2021』へ参加しました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2021』(2021年10月14日~17日)]
「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は、2021年10月29日にピョートル大帝湾で機雷掃討、対水上砲撃訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2021年10月29日13時15分配信
【太平洋艦隊のコルベット「ロシア英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」はピョートル大帝湾で特殊演習を実施した】
「ロシア連邦英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」は、12月初頭に「マルシャル・シャーポシニコフ」と日本海で洋上演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"とコルベット"ロシア英雄アルダル・ツィジェンジャポフ"は日本海で戦闘訓練を行なう]
2021年12月15日に太平洋艦隊のフリゲート「マルシャル・シャーポシニコフ」が日本海で最新の対潜ミサイル「オトヴェート」(91R1)を発射した際、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、コルベット「グロームキー」と「ロシア英雄アルダル・ツィジェンジャポフ」を含む10隻以上の艦船が周辺海域の封鎖に従事しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のフリゲート"マルシャル・シャーポシニコフ"は日本海で新型対潜ミサイル"オトヴェート"を発射した]
翌12月16日、周辺海域の封鎖に参加した艦船はウラジオストクへ帰投しました。
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