ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドは基地内でダメージコントロール演習を実施した
- カテゴリ:プロジェクト06363潜水艦(黒海艦隊)

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2022年1月2日6時0分配信
【黒海艦隊の潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」乗組員はダメージコントロール演習を実施した】
黒海艦隊の潜水艦連合部隊のディーゼルエレクトリック潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」乗組員は、ダメージコントロール演習を実施した。
演習の筋書きによると、駐留所の岸壁の埠頭への停泊期間中、潜水艦の区画の1つで火災が発生した。
ダメージコントロールの最中に乗組員は緊急区画の密閉の基準を実行し、個人用防護手段を着用し、防衛境界線を作成し、区画の火災を極限化し、鎮火した。
更に、緊急区画と中央指揮所の要因の連携へ取り組んだ。
ダメージコントロール訓練は、黒海艦隊の潜水艦及び水上艦の乗組員の戦闘訓練の義務的要素である。
プロジェクト06363通常動力潜水艦の5番艦B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、2014年10月30日に起工され、2016年3月18日に進水し、2016年10月26日に就役しました。
[黒海艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦5番艦ヴェリキー・ノヴゴロドはロシア海軍へ就役した]
就役後も同型艦「コルピノ」(2016年11月24日就役)と共にバルト海で慣熟訓練を行ない、2017年7月30日の『ロシア海軍の日』にはクロンシュタットの観艦式へ参加しました。
[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]
2017年8月中旬、「コルピノ」と共に黒海艦隊基地へ向けて出航し、8月16日には北海へ入りました。
[ロシア海軍の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海艦隊基地へ向かった]
2017年8月28日にはジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。

[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海へ入った]
2017年9月1日には地中海東部に展開する他のロシア海軍艦船と共に各種の演習を行ないました
[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは地中海で演習を行なう]
2017年9月14日、同型艦「コルピノ」と共にシリアのデリゾールのISIL(イラク・レバントのイスラム国)施設へ初めて計7基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノはシリアのデリゾールのISIL(イラク・レバントのイスラム国)へ巡航ミサイルを発射した]
2017年9月22日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」はシリアのイドリブの『アル=ヌスラ戦線』の施設へ計3基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはシリアのイドリブの『アル=ヌスラ戦線』へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
2017年10月5日、同型艦「コルピノ」と共にシリア政府軍の攻勢を支援する為、再びデリゾールのISIL施設へ計10基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノはシリア政府軍の攻勢を支援する為、デリゾールのISIL(イラク・レバントのイスラム国)へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
2017年10月31日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、シリアのデリゾールへ計3基の「カリブル」を発射しました。
『タス通信』より
2017年10月31日17時53分配信
【潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」はデリゾールの『イスラム国』戦闘員へ「カリブル」で打撃を与えた】
その後も同型艦「コルピノ」と共に地中海東部に滞在し続ける事になり、2018年3月~4月には、予備の乗組員チームと交代しました。

2019年3月27日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」は地中海東部を離れ、ダーダネルス海峡及びボスポラス海峡を通過して黒海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドは地中海を去り、黒海へ入った]
2019年3月29日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、就役後初めてセヴァストーポリへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはセヴァストーポリへ到着した]
その後セヴァストーポリを出航し、2019年4月3日には、所属する第4独立潜水艦旅団の本来の母基地であるノヴォロシースク海軍基地へ到着しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドはノヴォロシースク海軍基地へ到着した]
2020年10月26日、同型艦「コルピノ」と共に黒海へ出航し、各種演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で演習を行なった]
2021年3月10日、同型艦「コルピノ」と共に演習を行なう為、黒海へ出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で演習を行なう]
演習は3月18日に終わりました。
その後、同型艦「コルピノ」と共に再び出航し、3月29日には魚雷発射訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海で魚雷を発射した]
2021年6月~7月にセヴァストーポリで修理が行なわれました。


2021年8月18日に黒海へ出航し、各種訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドは黒海で戦闘訓練を行なう]
2021年9月16日には魚雷発射訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年9月16日9時45分配信
【黒海艦隊の潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」乗組員は魚雷射撃を実施した】
2021年10月下旬のロシア南方軍管区の大規模演習(約8000名の将兵が参加)へ参加し、有翼ミサイル「カリブル」の模擬発射訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2021年10月20日11時45分配信
【黒海艦隊の潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」乗組員は仮想敵艦支隊へミサイル打撃を与えた】
ロシア連邦軍の新年度は12月1日から始まりましたが、それから2週間後の12月14日、「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、基地に停泊した状態での乗組員の各種の訓練(錬成任務L-1)を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルとヴェリキー・ノヴゴロドは基地内訓練を開始した]
2022年1月2日には基地に停泊した状態でダメージコントロール演習を実施しました。
- 関連記事
-
- ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ノヴォロシースクはクロンシュタットかサンクトペテルブルクで定期修理を行なう
- ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは地中海東部からノヴォロシースク海軍基地へ帰投した
- ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドは基地内でダメージコントロール演習を実施した
- ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦スタールイ・オスコルとヴェリキー・ノヴゴロドは基地内訓練を開始した
- ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドは黒海で戦闘訓練を行なう
スポンサーサイト