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2022年にロシア海軍太平洋艦隊へコルベット「リェーズキー」と潜水艦マガダンが配備される

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア沿海地域情報供給部(ウラジオストク市)発表
2022年1月9日0時30分配信
【2022年に太平洋艦隊の艦構成へコルベットと潜水艦が補充される】

2022年に太平洋艦隊の艦構成へ最新コルベット「リェーズキー」が加わり、既に太平洋艦隊の一員として受け入れられているプロジェクト636.3潜水艦「マガダン」バルト艦隊から母国の駐留所へ到着する。

コルベット「リェーズキー」は現在ウラジオストク『アムール造船工場』基盤に在る。
新たな建造物は係留試験段階を行なっており、1月末には国家航行試験の為、コルベットの最初の自力出航が計画されている。

第3のプロジェクト636.3潜水艦「マガダン」は、(2021年)10月12日、バルト艦隊での聖アンドレイ旗掲揚式典の最中に太平洋艦隊の一員として加わった。
太平洋艦隊への艦隊間移動を行なった後、移動した同プロジェクト潜水艦の最初の2隻「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」及び「ヴォルホフ」と同様に、潜水艦「マガダン」極東の母国の沿岸で意図された任務の遂行へ着手する。



ロシア太平洋艦隊向けのプロジェクト20380コルベットの4隻目「リェーズキー」は、コムソモリスク・ナ・アムーレ市『アムール造船工場』で2016年7月1日に起工されました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第4の新型コルベット"リェーズキー"はコムソモリスク・ナ・アムーレ造船所で起工された]

2021年7月1日に造船台から出渠しました。


[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第4の新型コルベット"リェーズキー"は造船台を出た]

その後、輸送浮きドックへ載せられてウラジオストク『アムール造船工場』艤装岸壁へ回航され、2021年11月上旬から係留試験が始まりました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第4のプロジェクト20380コルベット"リェーズキー"の係留試験が始まった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第4のプロジェクト20380コルベット"リェーズキー"へ乗組員が居住した]
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第4のプロジェクト20380コルベット"リェーズキー"乗組員は係留試験へ参加する]

「リェーズキー」の最初の洋上試験は2022年1月末に始まり、洋上試験終了後にロシア海軍へ引き渡され、太平洋艦隊へ編入されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第4のプロジェクト20380コルベット"リェーズキー"は2022年1月に洋上試験を開始する]

現在の所、「リェーズキー」の就役は2022年5月に予定されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の第4のプロジェクト20380コルベット"リェーズキー"は2022年5月9日に就役する]


太平洋艦隊向けのプロジェクト06363潜水艦の3番艦B-602「マガダン」は、サンクトペテルブルク市『アドミラルティ造船所』で2019年11月1日に起工され、2021年3月26日に進水し、2021年10月12日に聖アンドレイ旗初掲揚式典を開催して正式にロシア海軍へ就役しました。


[プロジェクト06363潜水艦マガダン、ロシア海軍へ就役(2021年10月12日)]

就役後もバルト海に留まって乗組員の慣熟訓練を行なっていますが、2022年中にウラジオストクへ回航されます。

なお、太平洋艦隊向けの06363潜水艦の1番艦「ペトロパヴロフスク・カムチャツキー」と2番艦「ヴォルホフ」は2021年11月30日にウラジオストクへ到着しています。
[ロシア海軍太平洋艦隊のコルベット"グレミャーシチー"、潜水艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーとヴォルホフはウラジオストクへ到着した]
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