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ロシア海軍黒海艦隊のブヤン-M小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォはセヴァストーポリ基地で錬成訓練を開始した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2022年1月12日14時15分配信
【黒海艦隊の小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」乗組員は錬成任務K-1への移行に着手した】

黒海艦隊小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」乗組員は、第1特別錬成任務の要素への移行へ着手した。

開始段階で船員は、艦内での組織的な日常勤務、艦の戦闘及び航海を準備する複合行動へ取り組み、更には艦のダメージコントロール演習を実施し、その中で緊急事態チームは区画の1つで発生した仮想火災を排除し、穴を塞ぎ、艦外から流入した海水を排水する活動を行なった。

これに加え、乗組員は、基地に居る艦の対空防衛演習を実施した。

戦闘訓練の次の段階中に小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」乗組員は、単艦での用途上の行動へ取り組む為に海上へ出航し、仮想敵の海上及び空中目標への複合砲射撃を行なう。



プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の7番艦「オレホヴォ・ズエヴォ」は、ゼレノドリスク『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で2014年5月29日に起工され、2018年7月18日に進水、2018年12月10日に海軍旗初掲揚式典を行なって正式にロシア海軍へ就役しました。

[プロジェクト21631小型ロケット艦の7番艦オレホヴォ・ズエヴォはロシア海軍へ就役し、黒海艦隊へ編入された]

就役後、基地で乗組員の慣熟訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年12月19日13時16分配信
【黒海艦隊の最新小型ロケット艦「オレホヴォ・ズエヴォ」乗組員は海へ出る準備を行なう】

基地での訓練を終えた「オレホヴォ・ズエヴォ」は海上訓練へ移行し、2019年1月21日には黒海艦隊海軍航空隊前線爆撃機Su-24Mと対戦方式の対空防衛演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは海上で前線爆撃機Su-24Mと『対決』した]

2019年2月6日には一旦セヴァストーポリへ帰港しました。
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2019年2月18日にセヴァストーポリを出航し、海上での戦闘訓練を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは黒海で戦闘訓練を行なう]

その後、2月19日に黒海へ入ったアメリカ海軍ミサイル駆逐艦「ドナルド・クック」の監視任務へ派遣されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォと偵察艦イワン・フルスは黒海へ進入したアメリカ海軍のミサイル駆逐艦ドナルド・クックを監視する]

ミサイル駆逐艦「ドナルド・クック」ウクライナを訪問した為、「オレホヴォ・ズエヴォ」は監視任務を解かれ、一旦セヴァストーポリへ戻った後、2019年2月26日から海上での戦闘訓練を再開しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは黒海で対空戦闘訓練を行なった]

乗組員の慣熟訓練を一通り終えた「オレホヴォ・ズエヴォ」セヴァストーポリを抜錨し、初の地中海航海へと出発しました。
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2019年3月26日にボスポラス海峡を通過し、その後地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海東部(シリア沖)へ行く]

2019年4月23日未明には、フリゲート「アドミラル・エッセン」及び「アドミラル・グリゴロヴィチ」と共に夜間の通信訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の軍艦は地中海東部で夜間の通信訓練を行なった]

2019年5月13日、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」と共にシリアタルトゥース港へ寄港しました。

[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"と小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォはシリアのタルトゥースへ入港した]

その後も地中海東部に滞在していましたが、2019年6月19日にダーダネルス海峡へ入り、地中海を去りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海を去った]

翌2019年12月20日に母港セヴァストーポリへ到着しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ帰投した]

その後は黒海で演習などに従事していましたが、2020年4月20日頃にセヴァストーポリを出航し、4月21日にボスポラス海峡ダーダネルス海峡を通過して地中海へ入りました。

[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海東部へ行く]

2020年5月1日には、フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」、哨戒艦「ドミトリー・ロガチョフ」、対機雷防衛艦「イワン・アントノフ」と共に地中海東部機雷源を突破する演習を行ないました。
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部で機雷源突破演習を行なった]

2020年5月12日には地中海東部で対空戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海東部で対空防衛演習を行なった]

2020年7月4日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、その後、セヴァストーポリへ帰投しました。
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2020年9月21日から26日までロシア南方軍管区の担当地域(黒海を含む)で実施された戦略指揮参謀演習『カフカス-2020』へ参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊は戦略指揮参謀演習『カフカス-2020』へ参加する]

2020年11月17日から23日まで黒海東部で行なわれたエジプト海軍との合同演習『友情の橋-2020』へ参加しました。
[ロシア海軍とエジプト海軍の合同演習『友情の橋-2020』は完了した]

2021年2月末にセヴァストーポリを出航し、2月28日にボスポラス海峡を南下し、その後、地中海東部へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新小型ロケット艦オレホヴォ・ズエヴォは地中海東部へ向かった]

2021年7月10日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、その後にセヴァストーポリへ帰投しました。
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2021年7月25日の『ロシア海軍の日』にはセヴァストーポリの観艦式へ参加しました。
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ロシア連邦軍の新年度は12月1日から始まりますが、この時に「オレホヴォ・ズエヴォ」でも大規模な人事異動で乗組員が入れ替わったらしく、2022年1月上旬から基地で乗組員の錬成訓練(錬成任務K-1)を開始しました。

基地での訓練を一通り終えれば、今度は海上へ出て一連の戦闘訓練を行ないます。


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ロシア黒海艦隊には、現在、4隻の「ブヤン-M」小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」(609、2018年6月1日就役)、「オレホヴォ・ズエヴォ」(626)、「イングシェチア」(630、2019年12月28日就役)、「グライヴォロン」(600、2021年1月30日就役)が在籍していますが、この内「ヴイシニー・ヴォロチョーク」は2021年10月6日に地中海へ入り、今も地中海東部に居ます。
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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年10月6日8時55分配信
【小型ロケット艦「ヴイシニー・ヴォロチョーク」は地中海へ進路を取った】
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