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ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフはノヴォロシースクへ到着した

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『タス通信』より
2022年1月13日16時0分配信
【新たな後方支援船「フセヴォロド・ボブロフ」はノヴォロシースクへ到着した】
セヴァストーポリ、1月13日/タス通信

後方支援船「フセヴォロド・ボブロフ」の乗組員は、バルト海からの移動を完了し、ノヴォロシースクへ到着した。
木曜日に黒海艦隊広報サービスは報道機関へ伝えた。

「後方支援船フセヴォロド・ボブロフは、恒久駐留所ノヴォロシースク海軍基地へ到着しました。
乗組員は、対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフと共にバルト海から黒海艦隊への艦隊間移動を完了しました」

声明では、こう述べられた。

「フセヴォロド・ボブロフ」は、(昨年)8月に海軍へ受け入れられ、海軍旗が掲揚された事を広報サービスは想い起こした。
黒海への移動中、乗組員は様々な航行条件下で任務を遂行し、嵐の条件下でも作業の準備が整っている事を確認した。

同プロジェクト船は、サンクトペテルブルク設計局『特殊船舶設計』により開発され、その排水量は9500トン、航続距離は5000海里以上、自立航行期間60日。
船は貨物輸送、曳航、水路調査の実施、遭難した艦への援助の為に意図されている。
船体は、厚さ0.6mの氷の突破が考慮されている。



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プロジェクト23120多機能後方支援船の2番船MB-75は、2013年12月19日にサンクトペテルブルク『北方造船所』で起工されました。
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2015年2月5日に「フセヴォロド・ボブロフ」と改名されました。

2016年11月14日に進水しました。
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その後、岸壁で艤装作業が進められました。
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「フセヴォロド・ボブロフ」の洋上試験は、2020年12月初頭にバルト海で開始される予定でしたが、延期されました。
[ロシア海軍の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは洋上試験の準備を進めている]

2021年3月20日、「フセヴォロド・ボブロフ」は洋上試験の最初の段階となる工場航行試験を開始する為にサンクトペテルブルクから出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは洋上試験を開始した]

3月31日に補給の為、一旦クロンシュタットへ帰投しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフはフィンランド湾で洋上試験の第1段階を終えた]

補給を終えた「フセヴォロド・ボブロフ」は4月4日に工場航行試験を再開し、同等の排水量(つまり9500トン前後)の船の曳航試験を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフはフィンランド湾で洋上試験を再開した]

4月中旬に洋上試験を一旦終え、船体外部の点検の為にサンクトペテルブルク『北方造船所』へ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは船体の点検の為にサンクトペテルブルクへ戻った]

5月17日にサンクトペテルブルクを出航し、工場航行試験を再開しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは洋上試験を再開した]

その後、工場航行試験が完了し、最終洋上試験となる国家試験が始まりました。

国家試験は8月2日までに完了しました。
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[最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは2021年8月中旬にロシア海軍へ就役する]

8月6日には国家試験の受領証書への署名が行なわれました。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2021年8月6日17時31分配信
【後方支援船「フセヴォロド・ボブロフ」は海軍へ納入された】

2021年8月21日、クロンシュタット港ロシア海軍旗(聖アンドレイ旗)初掲揚式典を開催し、正式にロシア海軍へ就役しました。

[最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフはロシア海軍へ就役した]

就役後もバルト海に留まっていましたが、2021年12月に対機雷防衛艦「ゲオルギー・クルバトフ」(2021年8月20日就役)と共に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ回航される事になりました。
[ロシア海軍の最新鋭多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは黒海艦隊基地セヴァストーポリへ向かう]

2隻の艦船は12月中旬にバルチースクを出航し、北海、英仏海峡、ビスケー湾を通過し、12月25日にジブラルタル海峡を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の新世代非金属複合材料対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフと多機能後方支援船フセヴォロド・ボブロフは地中海へ入った]

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2022年1月7日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、1月13日までにノヴォロシースク海軍基地へ到着しました。

なお、対機雷防衛艦「ゲオルギー・クルバトフ」は1月9日にセヴァストーポリへ到着し、1月12日に歓迎式典が開催されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の新世代対機雷防衛艦ゲオルギー・クルバトフはセヴァストーポリへ到着した]


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プロジェクト23120の1番船「エリブルス」は2018年4月9日に就役しました。
[プロジェクト23120多機能後方支援船エリブルスはロシア海軍へ就役し、北方艦隊へ編入された]

2019年2月~7月にはフリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」と共に世界一周航海を行ないました。
[フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"遠距離航海(2019年2月-7月)]

プロジェクト23120の3番船「カピタン・シェフチェンコ」は2014年7月24日に起工されており、太平洋艦隊への配備が予定されています。
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