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ロシア海軍バルト艦隊のコルベット「ストイーキー」と「ソーブラジテルヌイ」は遠距離航海へ出発した


『タス通信』より
2022年1月24日19時12分配信
【コルベット「ストイーキー」と「ソーブラジテルヌイ」は遠距離航海へ向かった】
モスクワ、1月24日/タス通信

コルベット「ストイーキー」「ソーブラジテルヌイ」で構成されるバルト艦隊艦支隊バルチースクから遠距離航海へ出発した。
バルト艦隊情報供給部は報道機関へ伝えた。

「航海の主な任務は、海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将総指揮下の海軍演習への艦の参加と、更には世界の大洋の様々な海域での海軍の存在の確保と聖アンドレイ旗のデモンストレーションです」
バルト艦隊
は話した。

艦隊は、航海期間中にコルベット乗組員は、通信、対空及び対潜防衛の演習を行ない、一連の戦闘訓練を行なう事を明らかにした。
コルベットに駐留するバルト艦隊海上航空隊艦上ヘリコプターKa-27乗員は海上での飛行勤務を行ない、仮想敵潜水艦の捜索、水上目標の探知、捜索救助活動の訓練を実施する。

支隊の安全保障の為、艦にはバルト艦隊海軍歩兵連合部隊対テログループが乗っている事が指摘された。
無防備の泊地への停泊中及び海峡ゾーンの通過中に海軍歩兵隊員は仮想テロリストの艦への攻撃を撃退する訓練を実施する。

[世界の大洋での演習]
ロシア連邦軍
の訓練計画に沿って、2022年1月~2月に海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将の総指揮下でロシア海軍の全ての艦隊の担当ゾーンで一連の演習が行なわれる。

演習の主な方向性は、世界の大洋におけるロシアの国益を防護する為の海軍航空宇宙軍の部隊の行動への取り組み、更には海と大洋方向からのロシア連邦への軍事的脅威への対抗に在る。

演習は、ロシア領に隣接する海域、更には世界の大洋の作戦上重要な海域を対象とする。
各々の演習は、地中海、北海、オホーツク海大西洋北東部及び太平洋で行なわれる。

合計で140隻以上の戦闘艦及び支援船、60機以上の飛行装置、1000両の軍用車両、約10000名の軍人の活動への参加が計画されている。



プロジェクト20380コルベットの4番艦「ストイーキー」(545、2014年7月27日就役)は、2021年12月7日にバルト海対艦ミサイル「ウラン」の発射訓練を行なっています。

[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はバルト海で対艦ミサイル"ウラン"を発射した]

プロジェクト20380コルベットの2番艦「ソーブラジテルヌイ」(531、2011年10月14日就役)は、2021年12月27日に高射ミサイル「リドゥート」の発射訓練を行ないました。

[ロシア海軍バルト艦隊の親衛コルベット「ソーブラジテルヌイ」は高射ミサイル「リドゥート」で空中標的を撃墜した]


2022年1月24日、2隻のコルベットバルチースクを出航し、遠距離航海へ出発しました。

2隻のコルベットは、2022年1月末~2月に世界の各海域で実施されるロシア海軍の演習へ参加します。
おそらくは、北海での演習に参加する事になるでしょう。
[ロシア海軍は2022年1月末~2月に地中海、北海、オホーツク海、大西洋北東部、太平洋で演習を行なう]
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