ブヤン-M小型ロケット艦ナロ・フォミンスクは2022年にロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ配備される
『イズベスチヤ』より
2022年1月26日0時0分配信
【水上への道程:小型ロケット艦「ナロ・フォミンスク」はバルト海へ向かう】
艦は年末までに海軍へ加わる

バルト艦隊はロケット艦の増強を待っている。
年末までに最新のプロジェクト21631「ブヤンM」小型ロケット艦「ナロ・フォミンスク」が一員として加わる。
その弾薬は、有翼ミサイル「カリブル」と超音速の「オーニクス」である。
艦は今年前半に進水し、その後、その試験が始まる。
既に小型ロケット艦の乗組員は形成され、駐留場所としてバルチースクが用意される。
小さな寸法にも関わらず、「ブヤン」はバルト海で最も危険なものの1つと言えるだろう:それは艦及び距離1000キロメートルの地上目標の撃破が可能である。
専門家は予告する:バルト海地域におけるロシアとNATOの軍事-政治的対立は速やかに終わる事は無く、海軍の強化は抑止力の追加となる。
[バルト海は待っている]
『イズベスチヤ』へ軍当局の情報提供者が話したように、新たな小型ロケット艦「ナロ・フォミンスク」をバルト艦隊へ含める決定は既に下されている。
艦を黒海艦隊或いはカスピ小艦隊へ引き渡す選択肢も検討されたが、最後にはバルト艦隊の為に造る事が選択された。
新たな艦の為、既に乗組員が形成され、バルチースク海軍基地には、その為に必要なインフラ全てが用意されている~特に、埠頭ゾーンが建設され、装備されている。
情報提供者によると、未だ艦はゼレノドリスクの造船所に在り、進水は今年前半になる。
通常、艦は新年を前にして海軍へ引き渡されるが、「ナロ・フォミンスク」は例外になるかもしれない。
それは、予定時期よりも前の今年秋に海軍への引き渡しが予想される。
プロジェクト21631小型ロケット艦の製造技術は開発されており、「ナロ・フォミンスク」の建造が遅延するような目に見える理由は無い。
今日において、海軍は9隻の「ブヤン-M」を持ち、バルト艦隊、黒海艦隊、カスピ小艦隊に加わっている。
更なる3隻のプロジェクト21631艦が追加契約により建造されている。
「ナロ・フォミンスク」は、その2隻目の小型ロケット艦であり、国防省と株式会社『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場』の合意の枠組みで起工された。

ユーリー・ボリソフ副首相によると、契約費用は270億ルーブルである。
NATO諸国は現在バルト地域で勢力を増強しており、そこから離れる事は無いとロシア国家経済・行政高等学院(RANKhiGS)北西研究所の社会技術管理科の主任教授インナ・ヴェトレンコは『イズベスチヤ』へ説明した。

「緊迫した状況は、この数年間続いています」
彼女は想い起こした。
「ロシアとアメリカ合衆国及びNATO諸国の対立の激化という条件下で、それが静かになる事は無いでしょう。
地域は我々の弱い場所と考えられ、この地域へ強い圧力が掛かっています。
先ず初めに、これはカリーニングラード州に当てはまります。
多くのヨーロッパ連合加盟国の政治家は、そこが正当にロシアに属する事は疑わしいと考えております。
今、状況は悪化する一方です。
ロシアは、そこで軍事力を増強しなければならず、新たな艦の出現が不要になる事はありません」
小型ロケット艦は、バルト海を含む近海での行動の為に良く適している。
軍事専門家ドミトリー・ボルテンコフは『イズベスチヤ』へ話した。

「ブヤン-Mは、有翼ミサイルの為の8基の発射装置を持つ汎用プラットフォームです」

彼は説明した。
「再装填後、一斉射撃を繰り返す事が出来ます。
ブヤンは、海上や地上目標へ打撃を与える事が出来ます。
状況が悪化した場合、これらの艦は分散しなければならず、戦闘行動が始まった際、敵領土の奥を含め、重要な目標への超精密打撃を加えます。
これは軍、海軍基地、飛行場及び他の施設に対しても可能です。
従いまして、ブヤン-Mは追加の抑止要因とならなければなりません」
バルト艦隊には同プロジェクトの小型ロケット艦2隻が加わっている~「ゼリョヌイ・ドル」と「セルプホフ」
双方の艦は、その良好さを示している事をドミトリー・ボルテンコフは想い起こした。
[静けさを掻き乱す]
当初、「ブヤン-M」は、近海ゾーンの保護と防護の為、更には大きな川と湖での行動の為に開発された。
しかし、カスピ海及び地中海エリアからシリアのテロリストの施設への「カリブル」発射は、約1500キロメートルの距離で超精密ミサイル打撃を与える能力を実証した。
2015年秋の最初の「ブヤン-M」によるミサイル発射は、世界にセンセーションを起こした。
西側のメディアにとって、「小人」の打撃能力は意外であった。
2016年に「ブヤン-M」は再び西側の「パートナー」を驚かせた。
地中海からバルト海への2隻の「ブヤン-M」(「セルプホフ」と「ゼリョヌイ・ドル」)の航跡は、多くの騒ぎを引き起こした。
ヨーロッパのメディアの代表は、その沿岸から遠距離有翼ミサイル「カリブル」搭載艦を見る事を予想していなかった。
これらの艦は、最新技術を用いて建造された。
「小人」は電波位置測定ステーションにとっては目立たない未来的な変わった外観を得た。
小さい寸法は、海の小島群、川と湖の河床や岸へ隠れ、更には隠密裏に敵の艦や海岸へ接近する事を可能にする。
「ブヤン-M」は、重量300キログラムの弾頭を持つ超音速対艦ミサイル「オーニクス」を搭載する。
ミサイルは艦のみならず、500キロメートルまで離れた事前に知られた座標の地上目標へ打撃を与える事が出来る。
有翼ミサイル「カリブル」は、重量450キログラムの貫通爆発弾頭を装備する。
『イズベスチヤ』は既に、極超音速ミサイル「ツィルコン」の小型ヴァージョンを武装として受け取らなければならないと書いている。
更に艦上には、100mm砲装置A-190が有る。

空中から艦は、30mm高射砲複合体AK-630M-2「ドゥエト」と高射ミサイル「イグラ」或いは「ヴェルバ」の為の発射装置「ギブカ」でカバーされる。


小型ロケット艦は、偵察-打撃回路及び偵察-射撃回路へ含まれている。
これにより「ブヤン-M」汎用打撃プラットフォームは、航空宇宙軍及び地上部隊と綿密に繋がった行動が可能である。
海軍は現在、積極的に強化されている。
『イズベスチヤ』は、国防省が北方艦隊の独特の艦「アドミラル・チャバネンコ」の近代化プランに合意したと書いた。
1990年代初頭から、これは我が国の海軍を代表する最も強力なものの1つであった。
更新後、有翼ミサイル「カリブル」、極超音速の「ツィルコン」、ミサイルKh-35を装備する。
プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦は、これまでに12隻が起工され、この内の9隻がロシア海軍へ引き渡されています。
全てロシア内陸部ゼレノドリスクの『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で建造されています。

建造番号631「グラード・スヴィヤージスク」Град Свияжск
2010年8月27日起工/2013年3月9日進水/2014年7月27日就役
カスピ小艦隊へ配備
建造番号632「ウグリーチ」Углич
2011年7月22日起工/2013年4月10日進水/2014年7月27日就役
カスピ小艦隊へ配備
建造番号633「ヴェリキー・ウスチュグ」Великий Устюг
2011年8月27日起工/2014年5月21日進水/2014年11月18日納入/2014年12月19日就役
カスピ小艦隊へ配備
建造番号634「ゼリョヌイ・ドル」Зелёный Дол
2012年8月29日起工/2015年4月2日進水/2015年12月12日就役
黒海艦隊へ配備/2016年10月にバルト艦隊へ転属
建造番号635「セルプホフ」Серпухов
2013年1月25日起工/2015年4月3日進水/2015年12月12日就役
黒海艦隊へ配備/2016年10月にバルト艦隊へ転属
建造番号636「ヴイシニー・ヴォロチョーク」Вышний Волочек
2013年8月29日起工/2016年8月22日進水/2018年5月25日納入/2018年6月1日就役
黒海艦隊へ配備
建造番号637「オレホヴォ・ズエヴォ」Орехово-Зуево
2014年5月29日起工/2018年7月18日進水/2018年12月10日就役
黒海艦隊へ配備
建造番号638「イングシェチア」Ингушетия
2014年8月29日起工/2019年6月11日進水/2019年12月28日就役
黒海艦隊へ配備予定
建造番号639「グライヴォロン」Грайворон
2015年4月10日起工/2020年4月進水/2021年1月30日就役
黒海艦隊へ配備
建造番号640「グラード」Град
2017年4月24日起工/2021年9月17日進水/2022年就役予定
建造番号641「ナロ・フォミンスク」Наро-Фоминск
2018年2月23日起工/2022年前半進水予定/2022年就役予定
建造番号642「スタヴロポリ」Ставрополь
2018年7月12日起工/2023年就役予定
プロジェクト21631は12番艦までの建造が計画されており、この内の10~12番艦の建造契約は2016年9月に締結されました。
[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦3隻(10-12番艦)の建造契約が締結された]
現在までにカスピ小艦隊へ3隻、バルト艦隊へ2隻、黒海艦隊へ4隻が配備されている「ブヤン-M」ですが、10番艦「グラード」と11番艦「ナロ・フォミンスク」はバルト艦隊へ配備される事になるようです。
[小型ロケット艦ブーリャとグラードは2021年にロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ配備される]
2022年1月26日0時0分配信
【水上への道程:小型ロケット艦「ナロ・フォミンスク」はバルト海へ向かう】
艦は年末までに海軍へ加わる

バルト艦隊はロケット艦の増強を待っている。
年末までに最新のプロジェクト21631「ブヤンM」小型ロケット艦「ナロ・フォミンスク」が一員として加わる。
その弾薬は、有翼ミサイル「カリブル」と超音速の「オーニクス」である。
艦は今年前半に進水し、その後、その試験が始まる。
既に小型ロケット艦の乗組員は形成され、駐留場所としてバルチースクが用意される。
小さな寸法にも関わらず、「ブヤン」はバルト海で最も危険なものの1つと言えるだろう:それは艦及び距離1000キロメートルの地上目標の撃破が可能である。
専門家は予告する:バルト海地域におけるロシアとNATOの軍事-政治的対立は速やかに終わる事は無く、海軍の強化は抑止力の追加となる。
[バルト海は待っている]
『イズベスチヤ』へ軍当局の情報提供者が話したように、新たな小型ロケット艦「ナロ・フォミンスク」をバルト艦隊へ含める決定は既に下されている。
艦を黒海艦隊或いはカスピ小艦隊へ引き渡す選択肢も検討されたが、最後にはバルト艦隊の為に造る事が選択された。
新たな艦の為、既に乗組員が形成され、バルチースク海軍基地には、その為に必要なインフラ全てが用意されている~特に、埠頭ゾーンが建設され、装備されている。
情報提供者によると、未だ艦はゼレノドリスクの造船所に在り、進水は今年前半になる。
通常、艦は新年を前にして海軍へ引き渡されるが、「ナロ・フォミンスク」は例外になるかもしれない。
それは、予定時期よりも前の今年秋に海軍への引き渡しが予想される。
プロジェクト21631小型ロケット艦の製造技術は開発されており、「ナロ・フォミンスク」の建造が遅延するような目に見える理由は無い。
今日において、海軍は9隻の「ブヤン-M」を持ち、バルト艦隊、黒海艦隊、カスピ小艦隊に加わっている。
更なる3隻のプロジェクト21631艦が追加契約により建造されている。
「ナロ・フォミンスク」は、その2隻目の小型ロケット艦であり、国防省と株式会社『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場』の合意の枠組みで起工された。

ユーリー・ボリソフ副首相によると、契約費用は270億ルーブルである。
NATO諸国は現在バルト地域で勢力を増強しており、そこから離れる事は無いとロシア国家経済・行政高等学院(RANKhiGS)北西研究所の社会技術管理科の主任教授インナ・ヴェトレンコは『イズベスチヤ』へ説明した。

「緊迫した状況は、この数年間続いています」
彼女は想い起こした。
「ロシアとアメリカ合衆国及びNATO諸国の対立の激化という条件下で、それが静かになる事は無いでしょう。
地域は我々の弱い場所と考えられ、この地域へ強い圧力が掛かっています。
先ず初めに、これはカリーニングラード州に当てはまります。
多くのヨーロッパ連合加盟国の政治家は、そこが正当にロシアに属する事は疑わしいと考えております。
今、状況は悪化する一方です。
ロシアは、そこで軍事力を増強しなければならず、新たな艦の出現が不要になる事はありません」
小型ロケット艦は、バルト海を含む近海での行動の為に良く適している。
軍事専門家ドミトリー・ボルテンコフは『イズベスチヤ』へ話した。

「ブヤン-Mは、有翼ミサイルの為の8基の発射装置を持つ汎用プラットフォームです」

彼は説明した。
「再装填後、一斉射撃を繰り返す事が出来ます。
ブヤンは、海上や地上目標へ打撃を与える事が出来ます。
状況が悪化した場合、これらの艦は分散しなければならず、戦闘行動が始まった際、敵領土の奥を含め、重要な目標への超精密打撃を加えます。
これは軍、海軍基地、飛行場及び他の施設に対しても可能です。
従いまして、ブヤン-Mは追加の抑止要因とならなければなりません」
バルト艦隊には同プロジェクトの小型ロケット艦2隻が加わっている~「ゼリョヌイ・ドル」と「セルプホフ」
双方の艦は、その良好さを示している事をドミトリー・ボルテンコフは想い起こした。
[静けさを掻き乱す]
当初、「ブヤン-M」は、近海ゾーンの保護と防護の為、更には大きな川と湖での行動の為に開発された。
しかし、カスピ海及び地中海エリアからシリアのテロリストの施設への「カリブル」発射は、約1500キロメートルの距離で超精密ミサイル打撃を与える能力を実証した。
2015年秋の最初の「ブヤン-M」によるミサイル発射は、世界にセンセーションを起こした。
西側のメディアにとって、「小人」の打撃能力は意外であった。
2016年に「ブヤン-M」は再び西側の「パートナー」を驚かせた。
地中海からバルト海への2隻の「ブヤン-M」(「セルプホフ」と「ゼリョヌイ・ドル」)の航跡は、多くの騒ぎを引き起こした。
ヨーロッパのメディアの代表は、その沿岸から遠距離有翼ミサイル「カリブル」搭載艦を見る事を予想していなかった。
これらの艦は、最新技術を用いて建造された。
「小人」は電波位置測定ステーションにとっては目立たない未来的な変わった外観を得た。
小さい寸法は、海の小島群、川と湖の河床や岸へ隠れ、更には隠密裏に敵の艦や海岸へ接近する事を可能にする。
「ブヤン-M」は、重量300キログラムの弾頭を持つ超音速対艦ミサイル「オーニクス」を搭載する。
ミサイルは艦のみならず、500キロメートルまで離れた事前に知られた座標の地上目標へ打撃を与える事が出来る。
有翼ミサイル「カリブル」は、重量450キログラムの貫通爆発弾頭を装備する。
『イズベスチヤ』は既に、極超音速ミサイル「ツィルコン」の小型ヴァージョンを武装として受け取らなければならないと書いている。
更に艦上には、100mm砲装置A-190が有る。

空中から艦は、30mm高射砲複合体AK-630M-2「ドゥエト」と高射ミサイル「イグラ」或いは「ヴェルバ」の為の発射装置「ギブカ」でカバーされる。


小型ロケット艦は、偵察-打撃回路及び偵察-射撃回路へ含まれている。
これにより「ブヤン-M」汎用打撃プラットフォームは、航空宇宙軍及び地上部隊と綿密に繋がった行動が可能である。
海軍は現在、積極的に強化されている。
『イズベスチヤ』は、国防省が北方艦隊の独特の艦「アドミラル・チャバネンコ」の近代化プランに合意したと書いた。
1990年代初頭から、これは我が国の海軍を代表する最も強力なものの1つであった。
更新後、有翼ミサイル「カリブル」、極超音速の「ツィルコン」、ミサイルKh-35を装備する。
プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦は、これまでに12隻が起工され、この内の9隻がロシア海軍へ引き渡されています。
全てロシア内陸部ゼレノドリスクの『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で建造されています。

建造番号631「グラード・スヴィヤージスク」Град Свияжск
2010年8月27日起工/2013年3月9日進水/2014年7月27日就役
カスピ小艦隊へ配備
建造番号632「ウグリーチ」Углич
2011年7月22日起工/2013年4月10日進水/2014年7月27日就役
カスピ小艦隊へ配備
建造番号633「ヴェリキー・ウスチュグ」Великий Устюг
2011年8月27日起工/2014年5月21日進水/2014年11月18日納入/2014年12月19日就役
カスピ小艦隊へ配備
建造番号634「ゼリョヌイ・ドル」Зелёный Дол
2012年8月29日起工/2015年4月2日進水/2015年12月12日就役
黒海艦隊へ配備/2016年10月にバルト艦隊へ転属
建造番号635「セルプホフ」Серпухов
2013年1月25日起工/2015年4月3日進水/2015年12月12日就役
黒海艦隊へ配備/2016年10月にバルト艦隊へ転属
建造番号636「ヴイシニー・ヴォロチョーク」Вышний Волочек
2013年8月29日起工/2016年8月22日進水/2018年5月25日納入/2018年6月1日就役
黒海艦隊へ配備
建造番号637「オレホヴォ・ズエヴォ」Орехово-Зуево
2014年5月29日起工/2018年7月18日進水/2018年12月10日就役
黒海艦隊へ配備
建造番号638「イングシェチア」Ингушетия
2014年8月29日起工/2019年6月11日進水/2019年12月28日就役
黒海艦隊へ配備予定
建造番号639「グライヴォロン」Грайворон
2015年4月10日起工/2020年4月進水/2021年1月30日就役
黒海艦隊へ配備
建造番号640「グラード」Град
2017年4月24日起工/2021年9月17日進水/2022年就役予定
建造番号641「ナロ・フォミンスク」Наро-Фоминск
2018年2月23日起工/2022年前半進水予定/2022年就役予定
建造番号642「スタヴロポリ」Ставрополь
2018年7月12日起工/2023年就役予定
プロジェクト21631は12番艦までの建造が計画されており、この内の10~12番艦の建造契約は2016年9月に締結されました。
[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦3隻(10-12番艦)の建造契約が締結された]
現在までにカスピ小艦隊へ3隻、バルト艦隊へ2隻、黒海艦隊へ4隻が配備されている「ブヤン-M」ですが、10番艦「グラード」と11番艦「ナロ・フォミンスク」はバルト艦隊へ配備される事になるようです。
[小型ロケット艦ブーリャとグラードは2021年にロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ配備される]
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