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ロシア海軍黒海艦隊の小型対潜艦スーズダレツとエイスクは黒海で対空防衛戦闘訓練を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2022年1月26日17時45分配信
【小型対潜艦「エイスク」と「スーズダレツ」は黒海エリアで演習任務へ取り組んだ】

黒海艦隊小型対潜艦「エイスク」「スーズダレツ」の乗組員は、組織的対空防衛と単艦での海上戦闘実施の演習を行なった。

各々が指定海域への海上移動を行ない、乗組員は、海上目標と空中目標への及び高射ミサイル射撃の実行を伴う仮想敵空中攻撃手段の捜索、追尾、その攻撃の撃退の為の複合活動へ取り組んだ。

演習は、空中と海上の双方からの脅威が同時に発生した場合の乗組員の行動への取り組みへ指向された。

先だって黒海艦隊艦支隊は、艦隊部隊を構成して演習を実施する為、海上戦闘訓練射爆場へ出航した。
小型対潜艦「エイスク」「スーズダレツ」の乗組員は、対潜打撃艦グループを構成し、既に敵潜水艦の捜索、そして更には仮想敵部隊の行動の可能性が有るルート上への演習用機雷源の敷設へ取り組んだ。

演習には合計で黒海艦隊の約20隻の支援船が参加する。

ロシア連邦軍の訓練計画に沿って、2022年1月~2月にロシア海軍の全ての艦隊の担当ゾーンで一連の演習が行なわれる。
戦闘訓練活動は、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将の総指揮下で行なわれる。

演習の主な方向性は、世界の大洋におけるロシアの国益を防護する為の海軍航空宇宙軍の部隊の行動への取り組み、更には海と大洋方向からのロシア連邦への軍事的脅威への対抗に在る。

演習は、ロシア領に隣接する海域、更には世界の大洋の作戦上重要な海域を対象とする。
各々の演習は、地中海、北海、オホーツク海大西洋北東部及び太平洋で行なわれる。

合計で140隻以上の戦闘艦及び支援船、60機以上の飛行装置、1000両の軍用車両、約10000名の軍人の活動への参加が計画されている。




2022年1月26日、黒海艦隊の20隻以上の各種艦船は、黒海で演習を行なう為にセヴァストーポリ及びノヴォロシースクから出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の20隻以上の艦船は黒海で演習を行なう]

先ず初めに、海洋掃海艦「イワン・アントノフ」(466、2019年1月26日就役)、「イワン・ゴルベツ」(911、1973年11月30日就役)、「ワレンチン・ピクリ」(770、2002年1月20日就役)による掃海訓練が実施されました。
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[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦は黒海で掃海訓練を実施した]

次に、小型対潜艦「スーズダレツ」(071、1983年1月3日就役)と「エイスク」(054、1990年2月28日就役)は対空戦闘訓練を実施しました。
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