オホーツク海上空でロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142の新人パイロットの訓練飛行が行なわれた
- カテゴリ:遠距離対潜哨戒機Tu-142

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2022年1月27日9時30分配信
【太平洋艦隊の若い飛行士は航空機Tu-142でオホーツク海上空での対潜任務へ取り組んだ】
太平洋艦隊海上航空隊のカーメニ・ルチェイ飛行場で、オホーツク海上空での対潜任務への取り組みを伴う遠距離対潜航空機Tu-142の若い乗員の整然とした行動を目的とする計画練習訓練飛行が行なわれた。
飛行実施中に2機の航空機Tu-142乗員は、専門の標準探知手段を使用する仮想敵潜水艦の捜索行動を行なった。
これに加え、Tu-142乗員は、経験豊かな航空部隊の教官の指導下で、目印の無い場所の上空の指定コースを通行し、地上の電波技術航空航法手段を欠く条件下で操縦する飛行士の整然とした行動の技量を向上させた。
ソ連/ロシア海軍の遠距離対潜哨戒機Tu-142は、戦略爆撃機Tu-95の海軍向けヴァージョンであり、1968年6月18日に初飛行し、1972年11月15日に軍備採用されました。
1968年から1994年までに合計で100機生産され、この内の8機はインドへ輸出されました。
現在、ロシア海軍航空隊では、北方艦隊と太平洋艦隊に各12機が在籍しています。
太平洋艦隊所属機はカーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)に配備されています。
カーメニ・ルチェイ飛行場(モンゴフト)



太平洋艦隊のTu-142は、度々遠方海域へ進出しています。
2019年8月6日、太平洋艦隊の2機のTu-142がアラスカ、カナダ及びアリューシャン列島沖を飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の対潜哨戒機Tu-142はアリューシャン列島、アラスカ、カナダ沖を飛行した]
2020年3月9日、太平洋艦隊の2機のTu-142がアラスカ周辺を長時間飛行しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142はアラスカ周辺を長時間飛行した]
3月14日、太平洋艦隊の2機のTu-142は北極海で長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は北極海上空で長時間飛行を行なった]
5月23日、太平洋艦隊の2機のTu-142は太平洋で長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3は太平洋上空で長時間飛行を行なった]
6月27日には、北方艦隊と太平洋艦隊の合計7機のTu-142が同じ日に長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊と太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142MKは、バレンツ海及びノルウェー海、北太平洋の上空で長時間飛行を行なった]
8月28日には太平洋艦隊の4機のTu-142が太平洋で長時間飛行を行ないました。
他の艦隊の航空機も同じ日に長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍航空隊の4艦隊の航空隊は同時飛行訓練を行なった]
2021年1月26日、太平洋艦隊の2機のTu-142は、ベーリング海及びチュクチ海上空で長時間飛行を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142はベーリング海及びチュクチ海上空で長時間飛行を行なった]
2021年3月29日、太平洋艦隊の2機のTu-142はアラスカ付近を飛行し、北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)に捕捉されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142はアラスカ近郊に出現した]
4月23日には太平洋艦隊の2機のTu-142が太平洋で長時間飛行を行ないました。
アメリカ海軍の艦上戦闘機F/A-18がスクランブル発進しているので、Tu-142はアメリカ海軍の空母の近くを飛行したようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の遠距離対潜哨戒機Tu-142は太平洋で長時間飛行を行なった]
2022年1月27日には2機のTu-142がオホーツク海上空で新人パイロットの飛行訓練を行ないました。
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