ロシア海軍黒海艦隊の黒海での演習は完了した
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2022年1月31日8時45分配信
【黒海艦隊の艦は海上での任務遂行後に恒久駐留所へ戻った】
黒海艦隊戦闘艦支隊は、黒海エリアでの演習を実施した後に恒久駐留所であるクリミア及びノヴォロシースクの海軍基地へ戻った。
戦闘訓練射爆場で艦の乗組員は多種及び同種戦術グループを構成し、海上戦闘を実施する戦闘演習任務を遂行し、仮想敵の艦及び空中攻撃手段を模した標的への砲射撃を実施した。
これに加え、統制システムと戦闘訓練を改善する目的で艦の乗組員は、無防備の泊地への停泊中、更には海上移動中の通信、ダメージコントロール、対空、対潜、対破壊工作防衛の訓練を実施した。
計画メンテナンスと物資の備蓄の補充後、黒海艦隊の艦の乗組員は意図された任務の遂行を続ける。
完了した黒海艦隊の計画演習には、様々なグループ、打撃艦グループと捜索打撃グループ、更には揚陸艦支隊を構成する20隻以上の様々なクラスの艦が関わった:フリゲート、警備艦、小型ロケット艦、ロケット艇、揚陸艦、小型対潜艦、そして更に対機雷防衛艦。
2022年1月26日、黒海艦隊の20隻以上の各種艦船は、黒海で演習を行なう為にセヴァストーポリ及びノヴォロシースクから出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の20隻以上の艦船は黒海で演習を行なう]
先ず初めに、海洋掃海艦「イワン・アントノフ」(466、2019年1月26日就役)、「イワン・ゴルベツ」(911、1973年11月30日就役)、「ワレンチン・ピクリ」(770、2002年1月20日就役)などによる掃海訓練が実施されました。



[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦は黒海で掃海訓練を実施した]
次に、小型対潜艦「スーズダレツ」(071、1983年1月3日就役)と「エイスク」(054、1990年2月28日就役)は対空戦闘訓練を実施しました。


[ロシア海軍黒海艦隊の小型対潜艦スーズダレツとエイスクは黒海で対空防衛戦闘訓練を実施した]
1月28日にはフリゲート「アドミラル・エッセン」(490、2016年6月7日就役)、警備艦「ラードヌイ」(861、1981年2月25日就役)、ロケット艇「ナーベレジヌイェ・チェルヌイ」(953、1992年3月23日就役)、R-60(955、1987年12月12日就役)などが黒海で砲撃訓練を行ないました。




[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート アドミラル・エッセン、警備艦ラードヌイ、ロケット艇ナーベレジヌイェ・チェルヌイ、R-60は黒海で砲撃訓練を実施した]
演習は1月31日までに完了し、20隻以上の参加艦船はセヴァストーポリ港とノヴォロシースク港へ帰投しました。
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