ロシア海軍カスピ小艦隊の主力艦は黒海と地中海へ派遣される
- カテゴリ:ロシア海軍カスピ小艦隊
『イズベスチヤ』より
2022年2月14日0時1分配信
【艦隊の助力:カスピ海の艦は黒海と地中海へ向かう】
ミサイル「カリブル」で武装する「ブヤン」と「ゲパルド」は、何故南方戦略区へ向かうのか


カスピ小艦隊から黒海及び地中海で行動する為の作戦艦支隊が形成される。
これについての決定は国防省により下されていると『イズベスチヤ』は軍当局の情報提供者より伝えられた。
近い内に、この地域のロシア海軍作戦グループを強化する為、クリミア及びシリアのタルトゥースへ作戦支隊が向かう。
この連合部隊の基礎は、現代的なミサイル~有翼の「カリブル」と超音速の「オーニクス」を持つ艦となる。
これらの地中海と黒海への出現は、南方戦略方向のロシア艦隊を強化し、潜在的にとっての追加の現実の抑止力となると専門家は考察する。
[カスピ海の狙撃兵]
黒海と地中海での戦闘勤務の為のカスピ小艦隊からの黒海及び地中海で行動する為の作戦艦支隊の形成は既に決定されていると『イズベスチヤ』へ軍当局の情報提供者は話した。
この小艦隊は、有翼ミサイル「カリブル」と超音速の「オーニクス」を搭載する最も強力な艦支隊を持っている。
先ず第一に、これはプロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦とプロジェクト11611「ゲパルド」重警備艦についての話である。
これらは新たな連合部隊の基礎となる。
現在、カスピ小艦隊には数隻の「カリブル」及び「オーニクス」を持つ艦が含まれている~3隻の「ブヤン-M」(「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」)と警備艦「ダゲスタン」
もう1隻の警備艦「タタールスタン」が、高精度有翼ミサイルKh-35で武装する。
更にカスピ海には、3隻の現代的なプロジェクト21630小型砲艦~「アストラハン」、「ヴォルゴドンスク」、「マハチカラ」が在る。

『イズベスチヤ』の対談者によると、先ず初めに、これらのプロジェクト艦が黒海と地中海へ向かうかもしれない。
カスピ小艦隊は、以前に時折遠距離航海へ参加していた。
2018年には小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」と「ヴェリキー・ウスチュグ」が、2019年には「ウグリーチ」と「ヴェリキー・ウスチュグ」が地中海地域を訪れた。
シリア沖で彼らは地中海のロシア海軍常設連合艦隊間グループの一員として任務を遂行した。
地域での主な拠点は、シリアのタルトゥース港であった。
昨年に15隻の艦から成るカスピ小艦隊支隊が黒海を訪れた。
彼らは、黒海艦隊部隊との協同行動へ取り組む演習へ参加した。
カスピ小艦隊船員は、「カリブル」の戦闘使用の経験を有している。
彼らは初めて敵の施設へのミサイル打撃を与えた。
2015年10月、3隻の小型ロケット艦~「ウグリーチ」、「グラード・スヴィヤージスク」、「ヴェリキー・ウスチュグ」、そして更に警備艦「ダゲスタン」は、カスピ海エリアからシリアのテロリストの位置への射撃を行なった。
26基の有翼ミサイル「カリブル」は、およそ1500キロメートル離れた地上目標を撃破した。
この発射により、カスピ海の「子供たち」は世界的に有名となった。
小艦隊は海上射爆場で常時演習を行ない、艦グループの行動へ習熟している。
国防省は、昨年秋に20隻以上の戦闘艦艇、更には支援船が関わったと発表した。
彼らは、火力の移転と目標の分散という海上戦闘実施の新たな要素へ取り組んだ。
[南の海]
地中海東部と黒海地域~これらは地政学上の重要な地域であるとロシア国家経済・行政高等学院(RANKhiGS)北西研究所の社会技術管理科の主任教授インナ・ヴェトレンコは見ている。

「私達は、そこに存在し、必要な軍事力を割り当てなければなりません」
専門家は考える。
「今のウクライナは、最も爆発的な地点です。
私達は戦争を望んではおらず、エスカレーションを意図するものでも有りませんが、目下の状況では、自身の安全を保障しなければなりません。
黒海地域には追加の艦が実際の抑止力となります。
地中海の強化も無用では有りません。
私達の部隊は、南ヨーロッパ、近東、シリアの情勢へ影響を及ぼし、NATO艦グループをロシア境界から遠ざけるのを助けています」
今年にNATO海軍は、地中海での存在を増加させている。
2月初頭、アメリカの航空母艦「ハリー・S・トルーマン」、フランス海軍の航空母艦「シャルル・ド・ゴール」とイタリアの「カヴール」が、そこで演習を実施した。
彼らは、整然とした合同活動へ取り組んだ。
更に演習には、駆逐艦、フリゲート、2隻の潜水艦が参加した。
これに加え、2月7日には地中海でのNATOの行動を支援する為、カナダのフリゲート「モントリオール」が入った。
「地中海東部は、いつもロシアにとって重要です」
元海軍総参謀長ワレンチン・セリヴァノフ提督は『イズベスチヤ』へ話した。

「そこから来る脅威へ対抗する必要が有ります。
従いまして、地中海東部から行動する艦へ対抗する為、タルトゥースへ我々の部隊は駐留しておりました。
小型ロケット艦は、そこでは非常に便利です。
寸法が小さいにも関わらず、彼らは、海上と沿岸の双方を撃破できる優れたミサイルを搭載しております。
彼らは遠くへ行く必要は有りません:必要ならば飛び出て打撃を与えます」
[「ブヤン」は南へ行く]
現在、ロシア海軍には9隻の「ブヤン-M」が有り、バルト艦隊、黒海艦隊、カスピ小艦隊に加わっている。
もう3隻のプロジェクト21631艦が建造されている。
「ブヤン-M」は、海上及び地上目標の破壊の為に意図されている。
その艦上には、有翼ミサイル「カリブル」型或いは超音速の「オーニクス」の為の8基の発射装置が在る。

更には、100mm砲装置A-190と近接範囲対空防衛力を持つ。
ロシア海軍の為に2隻のプロジェクト11661警備艦が建造された~「タタールスタン」と「ダゲスタン」
小艦隊旗艦「ダゲスタン」は有翼ミサイル「カリブル-NK」の為の8基の発射装置を有する。

「タタールスタン」はミサイルKh-35の対艦複合体「ウラン」で武装する。
有翼ミサイル「カリブル」は重量450キログラムの貫通爆発弾頭を装備し、射撃距離は約1500キロメートルである。
超音速ミサイル「オーニクス」は重量300キログラムの弾頭を有する。
このミサイルは、艦のみならず、距離500キロメートルの地上目標へ打撃を与える事が出来る。
小型砲艦「ブヤン」の主兵装は、空中、水上、地上目標へ対処する為に意図されている100mm砲装置A-190と30mm機関砲AK-306、更には発射装置「グラード-M」である。
カスピ小艦隊は、カスピ海に駐留するロシア海軍の部隊です。
「小艦隊」という名称ですが、他の4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)と同格の方面艦隊として扱われており、黒海艦隊と共にロシア連邦軍南方軍管区の指揮下に入っています。
現在の司令官は、アレクサンドル・ペシコフ少将(1972年10月13日生まれ)です。
(2021年3月15日付のロシア連邦大統領令でカスピ小艦隊司令官に任命)

担当海域が内海のカスピ海なので、所属艦艇は小型ですが、主力艦は21世紀になってから就役した新造艦で占められています。
プロジェクト11661Kロケット艦:「ダゲスタン」、「タタールスタン」
プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦:「グラード・スヴャージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」
プロジェクト21630「ブヤン」小型砲艦:「アストラハン」、「ヴォルゴドンスク」、「マハチカラ」
この他に8隻の揚陸艇が所属していますが、これらもソヴィエト連邦解体後に就役した新しい艦艇で占められています。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の15隻の艦艇は演習参加の為に黒海へ入った]
2015年10月7日、カスピ小艦隊のロケット艦「ダゲスタン」、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」の4隻は、カスピ海南方からシリアのテロ組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計26基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]
この4隻は、2015年11月20日にもカスピ海南方からシリアのISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計18基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
カスピ小艦隊の「ブヤン-M」小型ロケット艦は、2018年と2019年には地中海東部へ派遣されています。
2018年6月~10月には「グラード・スヴィヤージスク」と「ヴェリキー・ウスチュグ」が地中海東部へ派遣されました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊のブヤン-M小型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクとヴェリキー・ウスチュグは地中海からアストラハンへ帰投した]
2019年6月~10月には「ヴェリキー・ウスチュグ」と「ウグリーチ」が地中海東部へ派遣されました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の小型ロケット艦ウグリーチは地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ到着した]
2021年4月にはカスピ小艦隊の揚陸艇と砲艇が黒海へ派遣されています。
そして2022年2月、今度はカスピ小艦隊の「ブヤン-M」小型ロケット艦、「ブヤン」小型砲艦、そしてロケット艦「ダゲスタン」などが黒海と地中海へ派遣される事になるようです。
2022年2月14日0時1分配信
【艦隊の助力:カスピ海の艦は黒海と地中海へ向かう】
ミサイル「カリブル」で武装する「ブヤン」と「ゲパルド」は、何故南方戦略区へ向かうのか


カスピ小艦隊から黒海及び地中海で行動する為の作戦艦支隊が形成される。
これについての決定は国防省により下されていると『イズベスチヤ』は軍当局の情報提供者より伝えられた。
近い内に、この地域のロシア海軍作戦グループを強化する為、クリミア及びシリアのタルトゥースへ作戦支隊が向かう。
この連合部隊の基礎は、現代的なミサイル~有翼の「カリブル」と超音速の「オーニクス」を持つ艦となる。
これらの地中海と黒海への出現は、南方戦略方向のロシア艦隊を強化し、潜在的にとっての追加の現実の抑止力となると専門家は考察する。
[カスピ海の狙撃兵]
黒海と地中海での戦闘勤務の為のカスピ小艦隊からの黒海及び地中海で行動する為の作戦艦支隊の形成は既に決定されていると『イズベスチヤ』へ軍当局の情報提供者は話した。
この小艦隊は、有翼ミサイル「カリブル」と超音速の「オーニクス」を搭載する最も強力な艦支隊を持っている。
先ず第一に、これはプロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦とプロジェクト11611「ゲパルド」重警備艦についての話である。
これらは新たな連合部隊の基礎となる。
現在、カスピ小艦隊には数隻の「カリブル」及び「オーニクス」を持つ艦が含まれている~3隻の「ブヤン-M」(「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」)と警備艦「ダゲスタン」
もう1隻の警備艦「タタールスタン」が、高精度有翼ミサイルKh-35で武装する。
更にカスピ海には、3隻の現代的なプロジェクト21630小型砲艦~「アストラハン」、「ヴォルゴドンスク」、「マハチカラ」が在る。

『イズベスチヤ』の対談者によると、先ず初めに、これらのプロジェクト艦が黒海と地中海へ向かうかもしれない。
カスピ小艦隊は、以前に時折遠距離航海へ参加していた。
2018年には小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」と「ヴェリキー・ウスチュグ」が、2019年には「ウグリーチ」と「ヴェリキー・ウスチュグ」が地中海地域を訪れた。
シリア沖で彼らは地中海のロシア海軍常設連合艦隊間グループの一員として任務を遂行した。
地域での主な拠点は、シリアのタルトゥース港であった。
昨年に15隻の艦から成るカスピ小艦隊支隊が黒海を訪れた。
彼らは、黒海艦隊部隊との協同行動へ取り組む演習へ参加した。
カスピ小艦隊船員は、「カリブル」の戦闘使用の経験を有している。
彼らは初めて敵の施設へのミサイル打撃を与えた。
2015年10月、3隻の小型ロケット艦~「ウグリーチ」、「グラード・スヴィヤージスク」、「ヴェリキー・ウスチュグ」、そして更に警備艦「ダゲスタン」は、カスピ海エリアからシリアのテロリストの位置への射撃を行なった。
26基の有翼ミサイル「カリブル」は、およそ1500キロメートル離れた地上目標を撃破した。
この発射により、カスピ海の「子供たち」は世界的に有名となった。
小艦隊は海上射爆場で常時演習を行ない、艦グループの行動へ習熟している。
国防省は、昨年秋に20隻以上の戦闘艦艇、更には支援船が関わったと発表した。
彼らは、火力の移転と目標の分散という海上戦闘実施の新たな要素へ取り組んだ。
[南の海]
地中海東部と黒海地域~これらは地政学上の重要な地域であるとロシア国家経済・行政高等学院(RANKhiGS)北西研究所の社会技術管理科の主任教授インナ・ヴェトレンコは見ている。

「私達は、そこに存在し、必要な軍事力を割り当てなければなりません」
専門家は考える。
「今のウクライナは、最も爆発的な地点です。
私達は戦争を望んではおらず、エスカレーションを意図するものでも有りませんが、目下の状況では、自身の安全を保障しなければなりません。
黒海地域には追加の艦が実際の抑止力となります。
地中海の強化も無用では有りません。
私達の部隊は、南ヨーロッパ、近東、シリアの情勢へ影響を及ぼし、NATO艦グループをロシア境界から遠ざけるのを助けています」
今年にNATO海軍は、地中海での存在を増加させている。
2月初頭、アメリカの航空母艦「ハリー・S・トルーマン」、フランス海軍の航空母艦「シャルル・ド・ゴール」とイタリアの「カヴール」が、そこで演習を実施した。
彼らは、整然とした合同活動へ取り組んだ。
更に演習には、駆逐艦、フリゲート、2隻の潜水艦が参加した。
これに加え、2月7日には地中海でのNATOの行動を支援する為、カナダのフリゲート「モントリオール」が入った。
「地中海東部は、いつもロシアにとって重要です」
元海軍総参謀長ワレンチン・セリヴァノフ提督は『イズベスチヤ』へ話した。

「そこから来る脅威へ対抗する必要が有ります。
従いまして、地中海東部から行動する艦へ対抗する為、タルトゥースへ我々の部隊は駐留しておりました。
小型ロケット艦は、そこでは非常に便利です。
寸法が小さいにも関わらず、彼らは、海上と沿岸の双方を撃破できる優れたミサイルを搭載しております。
彼らは遠くへ行く必要は有りません:必要ならば飛び出て打撃を与えます」
[「ブヤン」は南へ行く]
現在、ロシア海軍には9隻の「ブヤン-M」が有り、バルト艦隊、黒海艦隊、カスピ小艦隊に加わっている。
もう3隻のプロジェクト21631艦が建造されている。
「ブヤン-M」は、海上及び地上目標の破壊の為に意図されている。
その艦上には、有翼ミサイル「カリブル」型或いは超音速の「オーニクス」の為の8基の発射装置が在る。

更には、100mm砲装置A-190と近接範囲対空防衛力を持つ。
ロシア海軍の為に2隻のプロジェクト11661警備艦が建造された~「タタールスタン」と「ダゲスタン」
小艦隊旗艦「ダゲスタン」は有翼ミサイル「カリブル-NK」の為の8基の発射装置を有する。

「タタールスタン」はミサイルKh-35の対艦複合体「ウラン」で武装する。
有翼ミサイル「カリブル」は重量450キログラムの貫通爆発弾頭を装備し、射撃距離は約1500キロメートルである。
超音速ミサイル「オーニクス」は重量300キログラムの弾頭を有する。
このミサイルは、艦のみならず、距離500キロメートルの地上目標へ打撃を与える事が出来る。
小型砲艦「ブヤン」の主兵装は、空中、水上、地上目標へ対処する為に意図されている100mm砲装置A-190と30mm機関砲AK-306、更には発射装置「グラード-M」である。
カスピ小艦隊は、カスピ海に駐留するロシア海軍の部隊です。
「小艦隊」という名称ですが、他の4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)と同格の方面艦隊として扱われており、黒海艦隊と共にロシア連邦軍南方軍管区の指揮下に入っています。
現在の司令官は、アレクサンドル・ペシコフ少将(1972年10月13日生まれ)です。
(2021年3月15日付のロシア連邦大統領令でカスピ小艦隊司令官に任命)

担当海域が内海のカスピ海なので、所属艦艇は小型ですが、主力艦は21世紀になってから就役した新造艦で占められています。
プロジェクト11661Kロケット艦:「ダゲスタン」、「タタールスタン」
プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦:「グラード・スヴャージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」
プロジェクト21630「ブヤン」小型砲艦:「アストラハン」、「ヴォルゴドンスク」、「マハチカラ」
この他に8隻の揚陸艇が所属していますが、これらもソヴィエト連邦解体後に就役した新しい艦艇で占められています。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の15隻の艦艇は演習参加の為に黒海へ入った]
2015年10月7日、カスピ小艦隊のロケット艦「ダゲスタン」、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」の4隻は、カスピ海南方からシリアのテロ組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計26基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]
この4隻は、2015年11月20日にもカスピ海南方からシリアのISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計18基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
カスピ小艦隊の「ブヤン-M」小型ロケット艦は、2018年と2019年には地中海東部へ派遣されています。
2018年6月~10月には「グラード・スヴィヤージスク」と「ヴェリキー・ウスチュグ」が地中海東部へ派遣されました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊のブヤン-M小型ロケット艦グラード・スヴィヤージスクとヴェリキー・ウスチュグは地中海からアストラハンへ帰投した]
2019年6月~10月には「ヴェリキー・ウスチュグ」と「ウグリーチ」が地中海東部へ派遣されました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の小型ロケット艦ウグリーチは地中海東部(シリア沖)からセヴァストーポリへ到着した]
2021年4月にはカスピ小艦隊の揚陸艇と砲艇が黒海へ派遣されています。
そして2022年2月、今度はカスピ小艦隊の「ブヤン-M」小型ロケット艦、「ブヤン」小型砲艦、そしてロケット艦「ダゲスタン」などが黒海と地中海へ派遣される事になるようです。
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