fc2ブログ

ロシア海軍黒海艦隊航空隊の前線爆撃機Su-24Mはクリミア半島周辺海域で対艦攻撃訓練を実施した

22-0215h.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2022年2月15日9時49分配信
【Su-24とSu-27はクリミアでの演習中に「敵」艦船支隊を爆撃した】
シンフェローポリ、2月15日-ロシア通信社ノーボスチ

黒海艦隊海上航空隊爆撃機Su-24戦闘機Su-27は、クリミア防衛演習中に仮想敵の揚陸艦支隊へ爆弾による打撃を与えた。
黒海艦隊情報供給部は発表した。

「クリミア半島沿岸、黒海艦隊部隊の駐留所、海上経済活動海域を軍事的脅威の可能性から防衛する演習の実施中、黒海艦隊海上航空隊は、仮想敵揚陸艦支隊の捜索と破壊へ取り組みました」
声明では、こう述べられた。
22-0212j.jpg
無人機「フォルポスト」「オルラン」は、偵察中に海上で仮想敵揚陸艦支隊を発見し、航空機Su-24Su-27へ目標指示を転送し、その後、海上目標へ爆弾による打撃を与えた。
更に彼らは、敵艦の対空防衛の突破にも取り組まなければならなかった。

敵支隊を模したのは、黒海艦隊揚陸艦ロケット艇であった。

以前、黒海艦隊の30隻以上の戦闘艦がクリミア半島海岸、海上交通線、海上経済活動海域と経済地区の施設の防衛へ取り組む為、セヴァストーポリ及びノヴォロシースクの駐留所から出航したと伝えられた。
演習は、海軍総司令官の総指揮下の海軍演習の準備の枠組みで実施された。

2022年のロシア軍の訓練計画に沿って、1月~2月に全ての艦隊の担当ゾーンにおいてロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将の総指揮下で一連の演習が行なわれる。
演習は、ロシア領に隣接する海域を対象とし、各々の演習は、地中海、北海、オホーツク海大西洋北東部及び太平洋で行なわれる。
それには140隻以上の戦闘艦及び支援船、60機以上の飛行装置、1000両の軍用車両、約10000名の軍人が参加する。



ロシア海軍は2022年1月末から4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)の大規模演習を実施しています。
[ロシア海軍世界規模演習(2022年1月下旬-2月)]
演習参加艦船は、4艦隊の担当海域(バレンツ海、バルト海、黒海、日本海、オホーツク海)だけで合計100隻程度(北方艦隊30隻、太平洋艦隊30隻、黒海艦隊20隻、バルト艦隊20隻)に上り、この他に北東大西洋地中海へ進出して演習を行なう艦船を入れれば140隻近くになります。

黒海艦隊の20隻以上の各種艦船は、1月26日に黒海で演習を行なう為にセヴァストーポリ及びノヴォロシースクから出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の20隻以上の艦船は黒海で演習を行なう]

先ず初めに、海洋掃海艦「イワン・アントノフ」(466、2019年1月26日就役)、「イワン・ゴルベツ」(911、1973年11月30日就役)、「ワレンチン・ピクリ」(770、2002年1月20日就役)などによる掃海訓練が実施されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦は黒海で掃海訓練を実施した]

次に、小型対潜艦「スーズダレツ」(071、1983年1月3日就役)と「エイスク」(054、1990年2月28日就役)は対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の小型対潜艦スーズダレツとエイスクは黒海で対空防衛戦闘訓練を実施した]

1月28日にはフリゲート「アドミラル・エッセン」(490、2016年6月7日就役)、警備艦「ラードヌイ」(861、1981年2月25日就役)、ロケット艇「ナーベレジヌイェ・チェルヌイ」(953、1992年3月23日就役)、R-60(955、1987年12月12日就役)などが黒海で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のフリゲート アドミラル・エッセン、警備艦ラードヌイ、ロケット艇ナーベレジヌイェ・チェルヌイ、R-60は黒海で砲撃訓練を実施した]


演習は1月31日までに一旦完了し、20隻以上の参加艦船もセヴァストーポリ港ノヴォロシースク港へ一旦帰投しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の黒海での演習は完了した]

その後、海洋掃海艦「ワレンチン・ピクリ」(770)と、2021年11月上旬から2022年2月初頭まで地中海東部に滞在した後にノヴォロシースク港へ帰投した海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」(908、2009年1月17日)が黒海へ出航し、機雷掃討及び機雷敷設訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の掃海艦は黒海で機雷掃討及び機雷敷設訓練を実施した]

2月12日、黒海艦隊の30隻以上の各種艦船はクリミア半島周辺海域で演習を行なう為、セヴァストーポリ港ノヴォロシースク港から出航しました。

[ロシア海軍黒海艦隊の30隻以上の艦船は黒海(クリミア半島周辺海域)で演習を行なう為に出航した]

2月14日、クリミア半島カーチャ飛行場に駐留する黒海艦隊海上航空隊水陸両用機ベリエフBe-12「チャイカ」艦上対潜ヘリコプターKa-27PLは、小型対潜艦と協同で潜水艦の捜索訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊航空隊の対潜水陸両用機Be-12と対潜ヘリコプターKa-27PLは黒海で潜水艦捜索訓練を実施した]

同日、黒海艦隊救助船「コムーナ」(1915年7月14日就役)は、搭載するバチスカーフAS-28と共に潜水艦の救助訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の救助船コムーナは黒海で潜水艦救助訓練を実施した]

2月15日、黒海艦隊の艦船部隊はクリミア半島周辺海域で海上砲撃戦や対潜戦闘、対空戦闘などの洋上訓練を行ないました。

[ロシア海軍黒海艦隊艦船部隊はクリミア半島周辺海域で砲撃戦訓練を実施した]

同日、クリミア半島サキ飛行場に駐留する黒海艦隊海上航空隊前線爆撃機Su-24Mは、海上に居る黒海艦隊大型揚陸艦ロケット艇を敵に見立てた対艦攻撃訓練を行ないました。
21-0511ee.jpg
21-0511f.jpg
21-0511g.jpg
関連記事
スポンサーサイト