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アイルランド南方海域へ進出したロシア海軍バルト艦隊のコルベット「ストイーキー」と「ソーブラジテルヌイ」は母港バルチースクへ帰投した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2022年2月16日23時0分配信
【バルト艦隊艦支隊は海上航海任務の遂行を完了した】

コルベット「ストイーキー」「ソーブラジテルヌイ」で構成されるバルト艦隊艦支隊は、バルト海北海、そして更に大西洋海域で任務を遂行した後に恒久駐留所バルチースク市へ戻った。

コルベットは今年1月23日に出航した。
支隊の航海は、その担当ゾーンへのバルト艦隊の艦の常時の海軍の存在の枠組みで行なわれた。

航海中に支隊は5000海里以上を走破し、数十回の艦上演習及ぶ訓練へ取り組んだ。
コルベット「ストイーキー」「ソーブラジテルヌイ」の乗組員は、停止中及び航行中の燃料及び水の備蓄の補充の複合活動を実行し、対潜兵装及び対潜ヘリコプターKa-27を複合使用する仮想敵潜水艦の捜索、探知、破壊の課題へ取り組んだ。
更にミサイル-砲戦闘部門の専門家は、電子ミサイル発射で仮想敵艦支隊へ対艦ミサイル複合体「ウラン」によるミサイル打撃を与える課題を実行し、砲撃戦闘、艦の対空防衛及び対破壊工作防衛の課題へ取り組んだ。

艦支隊に乗っていた海軍歩兵部隊は、様々な対テロリストのシナリオへ取り組み、海上標的への銃兵器及び擲弾筒からの射撃を行なった。

本日(2月16日)、バルチースク市軍港では、支隊の乗組員の歓迎式典が行なわれた。
戦闘任務を成功裏に完遂した軍事船員は、埠頭で司令部の代表、バルト艦隊船員の家族と親類に出迎えられた。

航海から戻った艦は技術的には健全であり、必要な物資を補充した後、意図された任務を遂行する準備が整う。
遠距離航海で顕著な働きを見せた将兵は艦隊司令部から奨励された。



プロジェクト20380コルベットの4番艦「ストイーキー」(545、2014年7月27日就役)は、2021年12月7日にバルト海対艦ミサイル「ウラン」の発射訓練を行なっています。

[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット"ストイーキー"はバルト海で対艦ミサイル"ウラン"を発射した]

プロジェクト20380コルベットの2番艦「ソーブラジテルヌイ」(531、2011年10月14日就役)は、2021年12月27日に高射ミサイル「リドゥート」の発射訓練を行ないました。

[ロシア海軍バルト艦隊の親衛コルベット「ソーブラジテルヌイ」は高射ミサイル「リドゥート」で空中標的を撃墜した]


2022年1月24日、2隻のコルベットバルチースクを出航し、遠距離航海へ出発しました。

[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット「ストイーキー」と「ソーブラジテルヌイ」は遠距離航海へ出発した]

2隻のコルベットバルト海を出て北海へ入り、その後、ラ・マンシュ海峡(英仏海峡)を通過し、2月初頭にはアイルランド南方海域へ進出しました。


同時期に北方艦隊艦船部隊アイルランド南方海域で演習を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊のロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフとフリゲート「アドミラル・カサトノフ」は北東大西洋(アイルランド南方海域)で対空戦闘訓練を実施した]

その後、北方艦隊艦船部隊地中海東部へ向かいましたが、2隻のコルベットバルト海へ引き返し、2月16日にはバルチースク基地へ帰投しました。
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