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ロシア海軍カスピ小艦隊の約20隻の艦船は演習の為に出航した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(カスピ小艦隊)広報サービス発表
2022年2月17日5時10分配信
【カスピ小艦隊の多種艦グループは計画演習へ参加する為に海上へ出航した】

カスピ小艦隊の多種艦グループは、計画指揮参謀演習へ参加する為にマハチカラの駐留所からカスピ海の指定海域へ出航した。

カスピ小艦隊の艦の乗組員には、困難な環境条件下で、小艦隊指揮所から入ってくる様々な指示により与えられる戦闘演習任務の遂行が待ち受けている。

公海で砲艇及び掃海艦の乗組員はカスピ小艦隊の多種艦グループの対機雷保障と、泊地へ停泊する艦艇の対破壊工作防衛の課題へ取り組む。
カスピ小艦隊の軍事船員は、接触型掃海具を使用する機雷の探知を行ない、標準兵装からの戦闘射撃実行によるその破壊へ取り組む。

指揮参謀演習には、ロケット艦「ダゲスタン」小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」、小型砲艦「アストラハン」、ロケット艇「ストゥピネツ」、基地掃海艦、艇を含む合計約20隻の小艦隊戦闘艦、そして更に支援船が参加する。

2022年のロシア連邦軍の訓練計画に沿って、1月~2月にロシア海軍の全ての艦隊の担当ゾーンで一連の演習が行なわれる。
戦闘訓練活動は、ロシア海軍総司令官ニコライ・エフメノフ大将の総指揮下で行なわれる。

演習の主な方向性は、世界の大洋におけるロシアの国益を防護する為の海軍航空宇宙軍の部隊の行動への取り組み、更には海と大洋方向からのロシア連邦への軍事的脅威への対抗に在る。

演習は、ロシア領に隣接する海域、更には世界の大洋の作戦上重要な海域を対象とする。

合計で全ての艦隊の140隻以上の戦闘艦及び支援船、60機以上の飛行装置、1000両の軍用車両、約10000名の軍人が活動へ参加している。



ロシア海軍は2022年1月末から4艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)の大規模演習を開始しています。
[ロシア海軍世界規模演習(2022年1月下旬-2月)]

2月17日にはカスピ小艦隊旗艦「ダゲスタン」や3隻の「ブヤン-M」小型ロケット艦を含む約20隻の艦船が出航しました。

今後、カスピ小艦隊の艦は黒海地中海へ派遣されるという情報も有ります。
(現在の所は非公式筋の話ですが)
[ロシア海軍カスピ小艦隊の主力艦は黒海と地中海へ派遣される]
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