ベイルートにロシア海軍旗は翻った
2013年3月14日、ロシア海軍バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、大型揚陸艦「カリーニングラード」、「アレクサンドル・シャバリン」はレバノンのベイルートを訪問しました。
[ロシア海軍艦船はベイルートを訪れた]


この件に関するイタル-タス通信特派員の現地からのレポート。
『イタル-タス通信・サンクトペテルブルク支局』より
【来訪したバルト艦隊艦船支隊により聖アンドレイ旗はベイルート港で掲げられた】
ベイルート、3月15日/イタル-タス
ワレリー・プリバロフ1等海佐の背の高さは、レバノン首都の海港の第7埠頭へ接岸した警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」艦上の上部への階段を登る事を容易にする。
航海指揮官の指示を与える全ての行動には、落ち着きと自信が感じられた。
記者の前で姿勢を正したプリバロフは更に高く思え、レバノンのテレビ局の記者は、彼にマイクを差し出す手を伸ばした。
ロシア国歌が響き渡る中、ヘリコプター発着場では、現ロシア連邦レバノン大使アレクサンドル・ザシプキンとレバノン共和国海軍司令官ナジフ・ジュベイルが出席し、バルト艦隊海軍将兵の重要な閲兵式が行なわれた。
交換スピーチでは、ロシア艦のベイルート訪問という「古き伝統」の再開を歓迎し、ロシア海軍とレバノン海軍の協調の強化が表明された。
「レバノンへの戦闘艦の訪問は非常に重要な価値が在り、偉大な海洋大国としてのロシアの役割を示しました」
ロシア大使は語った。
次に、レバノンの将軍は、2006年に、対潜警備艦「プイトリーヴイ」が輸送船「ユーリー・アルシェネフスキー」に同行し、第100架橋大隊の為の金属加工建設の特殊建設機械をジェイ港へ届けた事を想い起した。

ロシアの軍事専門技術者は、記録的な速さでレバノン南部の9つの橋を復旧させた。
「この友好的支援をレバノン人は感謝の気持ちと共に思い出します」
ジュベイル氏は話した。
「ヤロスラフ・ムードルイ」は、遠距離大洋航海を行なうのに適しているとプリバロフはゲストに話した。
彼によると、同艦は機動力を備えた現代の多用途艦であり、対艦、対潜防衛、更には揚陸部隊の上陸支援の為に全ての必要な兵器を有している。
それ(ヤロスラフ・ムードルイ)は、高射ミサイル複合体と反応爆雷装置を装備している。
地中海において、警備艦には、現在、2隻の大型揚陸艦「カリーニングラード」と「アレクサンドル・シャバリン」が同行している。
プリバロフは、海軍に32年間奉職している。
彼の家族の職業も海軍軍人である。
例えば、彼の息子アレクサンドルは、父に続いて上級中尉となり、バルト艦隊のコルベット「ステレグーシチー」で勤務している。
「(息子は)私と共に成長しています」
1等海佐は笑顔で言った。
ロシア艦への訪問は、著名な提督ミハイル・ラーザレフとパーヴェル・ナヒーモフの肖像画が飾られた士官室における上等な会食で締め括られた。
レバノン代表団は、ロシアのボルシチと、海軍将兵が焼いたパンを振る舞われた。
(2013年3月15日22時32分37秒配信)
今回の記事の「主役」であるワレーリー・エゴロヴィチ・プリバロフ1等海佐は、バルト艦隊戦闘艦船支隊の指揮官です。
本来の役職はレニングラード海軍基地副司令官ですが、2012年12月17日にバルチースクを出港した戦闘艦船支隊の指揮を執っています。
[バルト艦隊艦船は地中海へ向かった]
プリバロフ氏が指揮するバルト艦隊艦船支隊は、2013年1月下旬に地中海東部及び黒海で実施されたロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習に参加しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬) ]
彼の息子アレクサンドルも、バルト艦隊の新鋭コルベット「ステレグーシチー」に乗っているとの事です。

『SeaWaves』より
【Port Visits】
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、大型揚陸艦「カリーニングラード」、「アレクサンドル・シャバリン」は、3月18日にシリアのタルトゥースへ入港するようです。
[ロシア海軍艦船はベイルートを訪れた]


この件に関するイタル-タス通信特派員の現地からのレポート。
『イタル-タス通信・サンクトペテルブルク支局』より
【来訪したバルト艦隊艦船支隊により聖アンドレイ旗はベイルート港で掲げられた】
ベイルート、3月15日/イタル-タス
ワレリー・プリバロフ1等海佐の背の高さは、レバノン首都の海港の第7埠頭へ接岸した警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」艦上の上部への階段を登る事を容易にする。
航海指揮官の指示を与える全ての行動には、落ち着きと自信が感じられた。
記者の前で姿勢を正したプリバロフは更に高く思え、レバノンのテレビ局の記者は、彼にマイクを差し出す手を伸ばした。
ロシア国歌が響き渡る中、ヘリコプター発着場では、現ロシア連邦レバノン大使アレクサンドル・ザシプキンとレバノン共和国海軍司令官ナジフ・ジュベイルが出席し、バルト艦隊海軍将兵の重要な閲兵式が行なわれた。
交換スピーチでは、ロシア艦のベイルート訪問という「古き伝統」の再開を歓迎し、ロシア海軍とレバノン海軍の協調の強化が表明された。
「レバノンへの戦闘艦の訪問は非常に重要な価値が在り、偉大な海洋大国としてのロシアの役割を示しました」
ロシア大使は語った。
次に、レバノンの将軍は、2006年に、対潜警備艦「プイトリーヴイ」が輸送船「ユーリー・アルシェネフスキー」に同行し、第100架橋大隊の為の金属加工建設の特殊建設機械をジェイ港へ届けた事を想い起した。

ロシアの軍事専門技術者は、記録的な速さでレバノン南部の9つの橋を復旧させた。
「この友好的支援をレバノン人は感謝の気持ちと共に思い出します」
ジュベイル氏は話した。
「ヤロスラフ・ムードルイ」は、遠距離大洋航海を行なうのに適しているとプリバロフはゲストに話した。
彼によると、同艦は機動力を備えた現代の多用途艦であり、対艦、対潜防衛、更には揚陸部隊の上陸支援の為に全ての必要な兵器を有している。
それ(ヤロスラフ・ムードルイ)は、高射ミサイル複合体と反応爆雷装置を装備している。
地中海において、警備艦には、現在、2隻の大型揚陸艦「カリーニングラード」と「アレクサンドル・シャバリン」が同行している。
プリバロフは、海軍に32年間奉職している。
彼の家族の職業も海軍軍人である。
例えば、彼の息子アレクサンドルは、父に続いて上級中尉となり、バルト艦隊のコルベット「ステレグーシチー」で勤務している。
「(息子は)私と共に成長しています」
1等海佐は笑顔で言った。
ロシア艦への訪問は、著名な提督ミハイル・ラーザレフとパーヴェル・ナヒーモフの肖像画が飾られた士官室における上等な会食で締め括られた。
レバノン代表団は、ロシアのボルシチと、海軍将兵が焼いたパンを振る舞われた。
(2013年3月15日22時32分37秒配信)
今回の記事の「主役」であるワレーリー・エゴロヴィチ・プリバロフ1等海佐は、バルト艦隊戦闘艦船支隊の指揮官です。
本来の役職はレニングラード海軍基地副司令官ですが、2012年12月17日にバルチースクを出港した戦闘艦船支隊の指揮を執っています。
[バルト艦隊艦船は地中海へ向かった]
プリバロフ氏が指揮するバルト艦隊艦船支隊は、2013年1月下旬に地中海東部及び黒海で実施されたロシア海軍3艦隊(黒海艦隊、バルト艦隊、北方艦隊)合同演習に参加しました。
[ロシア海軍3艦隊合同演習(2013年1月下旬) ]
彼の息子アレクサンドルも、バルト艦隊の新鋭コルベット「ステレグーシチー」に乗っているとの事です。

『SeaWaves』より
【Port Visits】
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、大型揚陸艦「カリーニングラード」、「アレクサンドル・シャバリン」は、3月18日にシリアのタルトゥースへ入港するようです。

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