ロシア海軍黒海艦隊はウクライナ特殊軍事作戦で巡航ミサイル「カリブル」を発射した
『インテルファクス』より
2022年2月24日7時51分配信
【ロシア連邦国防省はウクライナの軍事インフラへ打撃を与えたと発表した】
モスクワ、2月24日、インテルファクス-ロシア
ロシア軍はウクライナの軍事インフラへ打撃を与えたとロシア連邦国防省は発表した。

「高精度の攻撃手段は、ウクライナ軍の軍事インフラ、対空防衛施設、軍飛行場、航空隊へ到達しました」
当局は言った。
声明は、ロシア軍はウクライナの都市には如何なる航空ミサイル或いは砲による打撃も与えていないと述べた。
「民間人には、如何なる脅威も与えてはおりません」
ロシア連邦国防省は言った。
木曜日、先だってロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、ドンバスの状況に関連する特殊軍事作戦の開始を発表した。
「私は、特殊軍事作戦の実行を決定いたしました。
その目標は、この8年間キエフ政権により虐げられ、虐殺されてきた人々の保護に在ります。
大量虐殺を受けた人々を保護することです。
そして、この為に我々は、ウクライナの非軍事化と非ナチ化に努力します。
更には、ロシア連邦市民を含め、民間人に対して数多くの血に塗れた犯罪を犯した人々を裁判に掛けます」
プーチンは演説で言った。
「しかしながら、我々の計画には、ウクライナ領土の占領は含まれていません。
私共は、武力による如何なる押し付けもするつもりはありません」
プーチンは話した。
このロシア連邦国防省公式発表で言う所の「高精度の攻撃手段」というのは、具体的には、航空機や艦船から発射される対地巡航ミサイルを指しています。
無論、これにはロシア海軍の巡航ミサイル「カリブル」も含まれています。
現在、黒海には「カリブル」搭載艦が9隻(フリゲート「アドミラル・エッセン」、「アドミラル・マカロフ」、小型ロケット艦「グライヴォロン」、「ヴイシニー・ヴォロチョーク」、「イングシェチア」、潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」、「ヴェリキー・ノヴゴロド」、「スタールイ・オスコル」、「コルピノ」)居ますが、この内の何隻かは、2月12日からクリミア半島周辺海域で演習を行なっています。
[ロシア海軍黒海艦隊の30隻以上の艦船は黒海(クリミア半島周辺海域)で演習を行なう為に出航した]
2月19日には、ロシア連邦軍戦略抑止力演習の一環として、黒海艦隊の小型ロケット艦と潜水艦が黒海から「カリブル」を発射しています。
[ロシア連邦軍戦略抑止力演習でロシア海軍の北方艦隊と黒海艦隊は、弾道ミサイルと巡航ミサイル、極超音速ミサイルを発射した]
今回のロシア連邦軍によるウクライナへの「高精度の攻撃手段」による攻撃に、黒海艦隊の「カリブル」搭載艦が参加していないと考える方が極めて不自然でしょう。
ロシア連邦国防省広報部長イーゴリ・コナシェンコフ少将は、2月24日のロシア連邦軍による攻撃で、ウクライナの74ヶ所の軍事インフラ(11ヶ所の飛行場、18ヶ所の対空レーダー、海軍基地を含む)を破壊したと発表しています。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年2月24日17時35分配信
【ロシア連邦国防省:ウクライナ海軍の駐留所は破壊された】
その後、2月24日のロシア連邦軍による攻撃で破壊したウクライナの軍事インフラは総計83ヶ所と追加発表されました。
『タス通信』より
2022年2月25日2時10分配信
【ロシア連邦軍の打撃の結果、ウクライナの軍事インフラの83の施設が除かれた】
- 関連記事
スポンサーサイト