ロシア海軍黒海艦隊は夜間にウクライナへ巡航ミサイル「カリブル」を発射した

『インテルファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2022年2月26日10時9分配信
【ロシア連邦国防省はウクライナの軍事施設への夜間の有翼ミサイル打撃を発表した】
モスクワ、2月26日、インテルファクス
ロシア軍は夜間に艦及び航空機からウクライナの軍事インフラへ有翼ミサイルによる打撃を与えた。
ロシア連邦国防省は土曜日に表明した。
「夜間にロシア連邦軍は空中及び海上配置の有翼ミサイルを使用してウクライナの軍事インフラ施設へ高精度長距離兵器による打撃を与えました」
ロシア国防省公式代理人イーゴリ・コナシェンコフは話した。
「火力投射はウクライナ軍の軍事インフラ施設にのみ行なわれ、住居と社会インフラへ損害を与えてはおりません」
コナシェンコフは言った。
彼は、ウクライナでの作戦中にロシア連邦軍は合計して821以上の軍事施設を撃破したと述べた。
彼によると、その中には特に、14ヶ所の軍用飛行場、19ヶ所の指揮所及び通信施設、24基の高射ミサイル複合体S-300及び「オサー」、48ヶ所の電波位置測定ステーションがある。
「7機の軍用航空機、7機のヘリコプター、9機の無人飛行装置を撃墜し、87両の戦車及び他の戦闘装甲車両、28両の噴射推進一斉射撃システム、118両の特殊軍用自動車を破壊しました」
コナシェンコフは話した。
彼は、ロシア海軍が8隻のウクライナ海軍の戦闘艇を破壊したと話した。
彼は、ロシア軍がメリトポリを完全に支配していると述べた。
「ロシア軍部隊はメリトポリ市を完全な掌握下に置いています。
ロシア軍人は、民間人の安全を保障し、ウクライナ側の特殊部隊と国粋主義者による挑発を排除する為の全ての措置を取っています」
コナシェンコフは述べた。

先だってロシア連邦国防省は、2月25日夕方、アゾフスコエ集落(ウクライナ)地域へ海上揚陸部隊が上陸した後にロシア部隊は前進し、抵抗に合わずにメリトポリへ入ったと述べた。
メリトポリはザポリージャ地方の南にある都市であり、アゾフ海から50キロメートルである。
この地域で2番目に大きな都市であり、人口は約15万人である。
コナシェンコフは、ロシアの支援の下、ドネツク及びルガンスク人民共和国の部隊が前進していると言った。

「ルガンスク人民共和国の部隊のグループは30キロメートルの深さを進み、バフムトフカとグレチスキノの集落を占領しました。
ノヴォメイスク方向へ進むドネツク人民共和国の連合部隊と軍部隊は、更に6キロ前進しました」
ロシア連邦国防省の代理人は話した。
[ロシア海軍黒海艦隊はウクライナ特殊軍事作戦で巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
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