ズミイヌイ島沖でロシア海軍黒海艦隊とウクライナ海軍が交戦し、6隻のウクライナ戦闘艇が撃沈された

『タス通信』より
2022年2月27日0時4分配信
【ウクライナ艇はズミイヌイ島で降伏したウクライナ人を避難させた艦を攻撃した】
モスクワ、2月26日/タス通信
15隻以上のウクライナ海軍艇は武器を降ろしたウクライナ軍軍人を避難させていた黒海艦隊の艦への攻撃を試みた。
これらはアメリカ合衆国の無人機により誘導されていた可能性が有る。
ロシア国防省公式代理人イーゴリ・コナシェンコフ少将は述べた。
「2月25日夜、自発的に武器を降ろした82名のウクライナ軍人のズミイヌイ島からの避難中、16隻のウクライナ海軍の艇は、群戦術を使用し、黒海艦隊の艦への攻撃を試みました」
コナシェンコフは言い、一部の艇は民間船でカバーされていた事を指摘した。
彼によると、ウクライナ艇は、(ウクライナ将兵が)武器を降ろした事に復讐し、ロシアが捕虜を死亡させたと非難する為に攻撃した。
「海上戦闘の結果、6隻のウクライナ海軍艇を破壊しました。
ズミイヌイ島の82名のウクライナ軍人は誰も負傷していません」
彼は付け加えた。
コナシェンコフは、アメリカの無人飛行装置がウクライナ艇を黒海艦隊の艇へ誘導した可能性を排除しなかった。
「特に注意を払う事が有ります。
ウクライナ艇による攻撃中、挑発海域をアメリカ合衆国の戦略無人飛行装置RQ-4グローバルホークとMQ-9Aリーパーが空中パトロールしておりました。
おそらく、まさにアメリカの無人飛行装置がロシア黒海艦隊の艦へウクライナ艇を誘導していたのでしょう」
コナシェンコフは話した。


2022年2月25日、ズミイヌイ島(蛇島)の82名のウクライナ将兵がロシア軍へ降伏しました。
[ロシア海軍黒海艦隊はズミイヌイ島のウクライナ軍守備隊を攻撃し、その後守備隊は降伏した]
なお、ウクライナ側は、同島の守備隊13名はロシア側の降伏勧告を拒否し、全員戦死したと虚偽の発表を行ないました。
『The Maritime Executive』より
2022年2月24日午後8時27分配信
【ロシア海軍はスネーク島のウクライナの前哨基地を占領した】
降伏した82名のウクライナ将兵は、黒海艦隊の救助曳船「シャフテル」に乗せられ、セヴァストーポリへ移送されました。
[ズミイヌイ島で降伏した82名のウクライナ軍将兵はロシア海軍黒海艦隊の救助曳船シャフテルによりセヴァストーポリへ移送された]
セヴァストーポリへ向かう途中で救助曳船「シャフテル」はウクライナ海軍の16隻の戦闘艇の攻撃を受けましたが、護衛の艦により6隻が撃沈されました。
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