2022年2月26日にロシア海軍黒海艦隊はウクライナ特殊軍事作戦で巡航ミサイル「カリブル」による攻撃を行なった

『タス通信』より
2022年2月27日15時4分配信
【ロシア連邦軍はウクライナの軍事インフラへ高精度兵器による打撃を与えた】
モスクワ、2月27日/タス通信
ロシア軍は土曜日に空中有翼ミサイル及び海上有翼ミサイルを使用してウクライナの軍事インフラを高精度兵器で攻撃した。
都市には打撃を与えていない。
ロシア連邦国防省公式代理人イーゴリ・コナシェンコフ少将は報道陣へ伝えた。
「2月26日、ロシア連邦軍は、もう一度空中及び海上配置の有翼ミサイルを使用してウクライナの軍事インフラ施設へ高精度長距離兵器による打撃を与えました」
彼は話した。
コナシェンコフは、ロシア軍は都市や集落には打撃を与えていないことを強調した。
ロシア軍はウクライナの975の軍事インフラの施設を破壊し、更には26機の航空機、ヘリコプター及び無人飛行装置を撃墜したとコナシェンコフは通知した。
「現在、ロシア軍はウクライナの軍事インフラの975の施設を撃破しております。
その中には、ウクライナ軍の23ヶ所の指揮所及び通信施設、3ヶ所の電波位置測定所、31基の高射ミサイル複合体S-300、ブークM-1及びオサー、48基の電波位置測定ステーションが有ります。
8機の戦闘機と7機のヘリコプター、11機の無人飛行装置、2基の戦術ミサイル"トーチカ-U"を撃墜しました」
彼は話した。
これに加え、コナシェンコフによると、223両の戦車及び他の戦闘装甲車両、28機の航空機(地上で)、39両の噴射推進一斉射撃システム、143両の特殊軍用自動車を破壊した。
[ルガンスク人民共和国及びドネツク人民共和国の軍の前進]
ロシア連邦軍の火力支援の下、ルガンスク人民共和国の軍はノヴォアフトイルカ、スモリャノヴォ、スタニチノ-ルガンスクの集落の支配を確立した。
ルガンスク人民共和国の軍グループは、作戦開始以来52キロメートル前進したとロシア連邦国防省は伝えた。
「この一昼夜に渡り、ルガンスク人民共和国の軍グループは、ロシア軍の火力支援の下で攻勢行動を成功裏に実行し、ノヴォアフトイルカ、スモリャニノヴォ、スタニチノ-ルガンスクの集落の支配を確立しました。

攻勢作戦開始以来、軍グループは防衛線の奥深く52キロメートル前進しました。
共和国はペトロフスコエの方向への攻撃を続けており、更に12キロメートル前進しています。
パヴロポリとピシェヴィクを支配下に置きました」

彼は話した。
ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、2月24日にドンバスの共和国指導部の支援の要請に応じ、ウクライナ特殊軍事作戦の開始を発表した。
彼は、モスクワの計画にはウクライナ領土の占領は含まれておらず、その目的は同国の非軍事化と非ナチ化である事を強調した。
ロシア連邦国防省が言ったように、ロシア軍は都市には打撃を与えておらず、そして軍事インフラを排除しているのみであり、従って、民間人には如何なる脅威も与えていない。
ロシア連邦軍が「ウクライナ特殊軍事作戦」を開始した2022年2月24日、ロシア航空宇宙軍の航空機とロシア海軍黒海艦隊の巡航ミサイル「カリブル」搭載艦は、ウクライナに対する大規模なミサイル攻撃を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊はウクライナ特殊軍事作戦で巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
現在、黒海には「カリブル」搭載艦が9隻(フリゲート「アドミラル・エッセン」、「アドミラル・マカロフ」、小型ロケット艦「グライヴォロン」、「ヴイシニー・ヴォロチョーク」、「イングシェチア」、潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」、「ヴェリキー・ノヴゴロド」、「スタールイ・オスコル」、「コルピノ」)居ます。
航空宇宙軍の航空機及び黒海艦隊の艦は、2月25日深夜~2月26日未明にもウクライナに対する大規模な巡航ミサイル攻撃を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊は夜間にウクライナへ巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
そして同じ2月26日、航空宇宙軍の航空機及び黒海艦隊の艦により、もう一度大規模な巡航ミサイル攻撃がウクライナに対して行なわれました。
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