ロシア海軍黒海艦隊はウクライナへ巡航ミサイル「カリブル」を発射した

『タス通信』より
2022年3月1日21時39分配信
【ロシア連邦軍は高精度兵器でウクライナの2ヶ所の飛行場と3ヶ所の電波位置測定監視所を撃破した】
モスクワ、3月1日/タス通信
ロシア連邦軍は高精度兵器でウクライナの2ヶ所の飛行場と3ヶ所の電波位置測定監視所を撃破した。
ロシア連邦国防省公式代理人イーゴリ・コナシェンコフ少将は報道陣へ伝えた。
「3月1日、ロシア連邦軍は、高精度長距離空中兵器及び高精度長距離海上兵器で打撃を与えました。
2ヶ所の飛行場と3ヶ所の電波位置測定対空防衛監視所を撃破しました。
打撃では、民間インフラと住宅の撃破は除外いたしました」
コナシェンコフは話した。
コナシェンコフによると、ロシア連邦軍は総計でウクライナの軍事インフラの1325の施設を破壊した。
「合計してロシア連邦軍は、ウクライナの軍事インフラの1325の施設を撃破しました。
それには、ウクライナ軍の43ヶ所の指揮所及び通信所が含まれます」
彼は話した。
更に、彼によれば、395両の戦車及び他の戦闘装甲車両、59両の噴射推進一斉射撃システム、286両の特殊軍用自動車を破壊した。
ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、2月24日にドンバスの共和国指導部の支援の要請に応じ、ウクライナ特殊軍事作戦の開始を発表した。
彼は、モスクワの計画にはウクライナ領土の占領は含まれておらず、その目的は同国の非軍事化と非ナチ化である事を強調した。
ロシア連邦国防省が言ったように、ロシア軍は都市には打撃を与えておらず、そして軍事インフラを排除しているのみであり、従って、民間人には如何なる脅威も与えていない。
ロシア連邦軍が「ウクライナ特殊軍事作戦」を開始した2022年2月24日、ロシア航空宇宙軍の航空機とロシア海軍黒海艦隊の巡航ミサイル「カリブル」搭載艦は、ウクライナに対する大規模な巡航ミサイル攻撃を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊はウクライナ特殊軍事作戦で巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
現在、黒海に居る「カリブル」搭載艦は9隻です。
フリゲート「アドミラル・エッセン」、「アドミラル・マカロフ」
小型ロケット艦「グライヴォロン」、「ヴイシニー・ヴォロチョーク」、「イングシェチア」
潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」、「ヴェリキー・ノヴゴロド」、「スタールイ・オスコル」、「コルピノ」
航空宇宙軍の航空機及び黒海艦隊の艦は、2月25日深夜~2月26日未明にもウクライナに対する大規模な巡航ミサイル攻撃を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊は夜間にウクライナへ巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
同じ2月26日、航空宇宙軍の航空機及び黒海艦隊の艦により、もう一度大規模な巡航ミサイル攻撃がウクライナに対して行なわれました。
[2022年2月26日にロシア海軍黒海艦隊はウクライナ特殊軍事作戦で巡航ミサイル「カリブル」による攻撃を行なった]
それから3日後の3月1日、航空宇宙軍の航空機及び黒海艦隊の艦は、ウクライナに対する大規模な巡航ミサイル攻撃を行ないました。
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