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ロシア海軍黒海艦隊の哨戒艦ワシーリー・ブイコフ撃破に関するフェイクニュース

『5-tv.ru』より
2022年3月7日配信
【沈没するロシア艦「ワシーリー・ブイコフ」の写真はフェイクである事が判明した】

ネットワーク上でウクライナ軍「勝利」の疑惑の多くの映像が拡散するのには1日も掛からなかった。
詳細を調査すると、現実とは何の関係も無い事が判明した。

ウクライナのテレグラフチャンネルで配布されたオデッサ港近くで沈没したとされるロシア艦「ワシーリー・ブイコフ」の写真は偽物と判明した。

著者は、ウクライナ海軍を参照し、艦が打撃を受け、すぐ沈没したと主張した。
しかし、公開された写真を詳しく調べると、撮影されたものはエストニアの民間船「ヘルト」を描いている事が判明した。

写真の船体の輪郭から判断すると、これは後部に上部構造物を持つ長い平甲板である。
ヘルトは、このような甲板を持つ。
左側の暗い部分は船首である。
しかし、軍艦ワシーリー・ブイコフは、上部構造物が船体中部に近い前部に在る。

22-0308a.jpg

(同船の)管理会社『Vista Shipping Agency』マネージャーのイーゴリ・イルヴェスによると、エストニアの船は機雷により船底が爆破された。

「船は最終的に沈没しました。
2人の乗組員が筏に乗っており、更に4人が行方不明です」
『イズベスチヤ』
イルヴェスの談話を伝えた。

2月24日朝、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは国民へ演説し、ウクライナの侵略者からドンバスを護る為の特殊作戦の開始を発表した。
ロシアの指導者は、ウクライナ軍ルガンスク人民共和国及びドネツク人民共和国の住宅地への大規模な砲撃を再開した事を強調した。
キエフは外交ルートで紛争を解決する試みを無視した為、ロシア自称共和国へ軍事支援の提供を決定した。
世論調査センターによると、この決定は、インタビューを受けたロシア人の3人に1人が支持している。

ロシア国防省は、攻撃は軍事インフラに対して高精度兵器でのみ行われていると一度ならず強調している。
しかし同時に、フェイクニュースや信頼性の低い情報が、増々頻繁にネットワーク上へ現れ始めている。
各通信社は、公式情報源に慎重に点検する必要がある。

以前に『5-tv.r 』は、クリャコフカ村で拷問室が発見されたと言った。
この集落から、ウクライナ軍は8年間ルガンスク人民共和国へ砲撃していた。
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