ロシア海軍太平洋艦隊の輸送戦闘ヘリコプターKa-29はカムチャツカ半島で海軍歩兵部隊の降下訓練を行なう
- カテゴリ:ロシアの艦載ヘリコプター

『インテルファクス』極東ニュースより
2022年3月17日4時49分配信
【軍用ヘリコプターはカムチャツカで揚陸部隊の降下戦術へ取り組んだ】
ペトロパヴロフスク・カムチャツキー、3月17日、インテルファクス極東
カムチャツカで太平洋艦隊海上航空隊のヘリコプター飛行隊の飛行戦術演習が始まった。
木曜日に太平洋艦隊広報サービスは発表した。
「演習中、Ka-29及びKa-27の様々なモデルの対潜、捜索救助、輸送戦闘ヘリコプターの戦闘動作の演習任務へ取り組みます」
声明では、こう述べられた。
乗員は水上艦及び水中艦の捜索訓練を行ない、アヴァチャ湾と沿岸地域の湾で海上偵察を行なう。
「更に、揚陸部隊の降下と戦闘行動地域から仮想負傷兵士を避難させる戦術動作へ取り組みます。
飛行士は、ペア及び編隊を構成しての空中行動、そして更に揚陸グループとの協同行動に特別な注意を払います」
声明では、こう述べられた。
地上支援部隊は、主要及び予備周波数で乗員と通信し、更には仮想敵が電波電子制圧手段を使用する条件を含め、飛行の電波技術支援を提供する。
演習中に20回以上の離陸が計画されている。
カムチャツカ方面に駐留するロシア太平洋艦隊の北東軍集団に配備されているヘリコプター(対潜ヘリコプターKa-27PL、捜索救助ヘリコプターKa-27PS、戦闘輸送ヘリコプターKa-29)は、エリゾヴォ飛行場に駐留する第175独立艦上対潜ヘリコプター飛行隊に所属しています。



この内の戦闘輸送ヘリコプターKa-29は、1990年代以降に一旦予備役として保管されていましたが、2016年から修復が開始されました。
[ロシア海軍航空隊へ戦闘輸送ヘリコプターKa-29が復活する]
2016年末以降、太平洋艦隊へのKa-29の再配備が始まりました。

[ロシア海軍太平洋艦隊の為の艦載輸送戦闘ヘリコプターKa-29が修復された]
[ロシア海軍太平洋艦隊は修復された戦闘輸送ヘリコプターKa-29を受領する]
現在、太平洋艦隊には、12機程度のKa-29が配備されており、その一部はカムチャツカ方面へ配備されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の輸送戦闘ヘリコプターKa-29はカムチャツカ半島で海軍歩兵部隊の火力支援訓練を実施した]
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