ロシア海軍カスピ小艦隊はウクライナ特殊軍事作戦において初めてカスピ海から巡航ミサイル「カリブル」をウクライナのムィコラーイウ州へ発射した
『タス通信』より
2022年3月20日16時26分配信
【ロシア国防省はムィコラーイウ州の燃料潤滑油物資貯蔵所を破壊したと発表した】
モスクワ、3月20日/タス通信
ロシア軍は、カスピ海からの有翼ミサイル「カリブル」とクリミア空域からのミサイル「キンジャール」によりウクライナのムィコラーイウ州の大規模な燃料潤滑油物資貯蔵基地へ打撃を与えた。
日曜日にロシア連邦国防省公式代理人イーゴリ・コナシェンコフは報道陣へ伝えた。


「カスピ海エリアからの海上配置有翼ミサイル"カリブル"により、更にクリミア領上空の空域からの極超音速航空弾道ミサイルの航空ミサイル複合体キンジャールにより、ムィコラーイウ州のコンスタンチノフカのウクライナ軍の大規模な燃料潤滑油物資貯蔵基地へ打撃を与えました。
この基地から、ウクライナ南方の戦闘行動地域のウクライナの装甲車両の為の主な燃料供給が行なわれていました」
コナシェンコフは話した。
ロシア連邦軍が「ウクライナ特殊軍事作戦」を開始した2022年2月24日以降、ロシア海軍黒海艦隊の巡航ミサイル「カリブル」搭載艦は、何度かウクライナに対する大規模なミサイル攻撃を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊はウクライナ特殊軍事作戦で巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
[ロシア海軍黒海艦隊は夜間にウクライナへ巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
[2022年2月26日にロシア海軍黒海艦隊はウクライナ特殊軍事作戦で巡航ミサイル「カリブル」による攻撃を行なった]
[ロシア海軍黒海艦隊はウクライナへ巡航ミサイル「カリブル」を発射した]
そして2022年3月20日、カスピ小艦隊の「カリブル」搭載艦は、「ウクライナ特殊軍事作戦」において初めてウクライナへの大規模なミサイル攻撃を行ないました。
カスピ小艦隊には、4隻の「カリブル」搭載艦が配備されています。
(プロジェクト11661Kロケット艦1隻:「ダゲスタン」
プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦3隻:「グラード・スヴャージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」)
この4隻は、2015年10月7日にカスピ海南方からシリアのテロ組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計26基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]
2015年11月20日にもカスピ海南方からシリアのISIL(イラク・レバントのイスラム国)の拠点へ合計18基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しています。
[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
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