ロシア海軍黒海艦隊は『ウクライナ特殊軍事作戦』において超音速沿岸ミサイル「バスチオン」をオデッサ州へ発射した

『Russian.RT』より
2022年3月19日10時16分配信
【ロシア国防省:複合体「バスチオン」はオデッサ州のウクライナ軍の偵察センターを破壊した】
ロシアの沿岸ミサイル複合体「バスチオン」は、オデッサ州のウクライナ軍の無線-電波技術偵察センターを破壊した。
ロシア連邦国防省公式代理人イーゴリ・コナシェンコフ少将は発表した。
「沿岸沿岸ミサイル複合体"バスチオン"は、オデッサ州のヴェリキー・ダルニクとヴェリコドリンスコエ集落のウクライナ軍の無線-電波技術偵察センターを破壊しました」
『タス通信』はコナシェンコフの談話を引用した。


彼は、特殊作戦開始以来、ロシア軍は約200機の無人機と1400両以上の戦車及び他の装甲車を破壊したと付け加えた。
以前、ロシア国防省は、ロシア航空宇宙軍の陸軍航空隊の乗員が、ウクライナ民族主義者の拠点へミサイル兵器による打撃を与えたと言った。
沿岸ミサイル複合体「バスチオン」は、超音速対艦ミサイル「オーニクス」(ヤーホント)の地上発射ヴァージョンです。
ロシア海軍では、北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊へ配備されています。
黒海艦隊は、クラスノダール地方及びクリミア半島へ地対艦ミサイル「バスチオン」を配備しています。
『黒海艦隊サイト』より
【K300P「バスチオン-P」】
黒海艦隊の「バスチオン」はシリアへ派遣され、2016年11月15日にシリア領内のイドリブとホムスのISIL(イラク・レバントのイスラム国)及びアル=ヌスラ戦線の施設への攻撃へ参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新警備艦アドミラル・グリゴロヴィチはシリア領内のテロ組織へ巡航ミサイルを発射した]
そして2022年3月19日、『ウクライナ特殊軍事作戦』において、初めて「バスチオン」がオデッサ州のヴェリキー・ダルニクとヴェリコドリンスコエへ発射されました。
ヴェリキー・ダルニク

ヴェリコドリンスコエ

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