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新たな北極支援艦プロジェクト15550ハスキーはロシア海軍へ提案された

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2022年3月23日8時16分配信
【『統合造船業営団』のトップは北極の為の新たなプロジェクトの支援船について話した】

ロシア海軍の為の新たな保障・支援艦プロジェクト15550「ハスキー」は『ネヴァ川計画設計局』により開発され、海軍司令部へ提案された。
『ロシア通信社ノーボスチ』は、『統合造船業営団』総取締役アレクセイ・ラフマノフより伝えられた。

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プロジェクト15550「ハスキー」艦のモデルは、3月22日・火曜日に国家院の造船を専門とする専門家会議で初めて提示された。

「私共は、艦隊司令部にこれを提案し、回答を待っております」
ラフマノフ
は話した。
彼によると、艦は北方海上航路の防護の為に意図されている。

彼は、「ハスキー」軍用補給船として、輸送船として、揚陸艦として、フェリーとして使用できると付け加えた。
「私共は、この艦や、そのあらゆる同類が、改良と新たな技術的課題を考慮に入れた需要がある事を艦隊へ提案できる事を願っております」
ラフマノフ
は強調した。

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プロジェクト15550艦の排水量は14000トン、速力-15ノット、自立航行期間-60日、乗組員-120名。
「ハスキー」には、2基の30mm機関砲AK-630が兵装として提示される。
艦上には2機の多目的ヘリコプターと4機の無人機が配置できる。
艦の収容量は、沿岸ミサイル複合体「バスチオン」1個大隊或いは1個自動車化射撃旅団の輸送を可能にする。

『アドミラルティ造船所』ではロシア海軍の為に2隻のプロジェクト23500砕氷哨戒艦が建造されている事が想い起こされる。
トップ艦「イワン・パパーニン」は2019年に海軍への引き渡しが計画されていたが、輸入代替問題が故に引き渡しは2023年に延期された。
最新情報によると、係留試験は今年末に始まる。
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