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ロシア海軍黒海艦隊は『ウクライナ特殊軍事作戦』においてムイコラーイウへ超音速ミサイル「オーニクス」を発射した

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『タス通信』より
2022年3月26日16時50分配信
【ロシア連邦軍はミサイル「オーニクス」でムイコラーイウ地域の燃料基地を破壊した】
モスクワ、3月26日/タス通信

ロシア連邦軍は、高精度有翼ミサイル「オーニクス」ムイコラーイウ市地域の燃料基地を破壊した。
そこではウクライナ軍グループが燃料補給を行なっていた。
ロシア連邦国防省公式代理人イーゴリ・コナシェンコフ少将は言った。

「この基地では、この国の南部のウクライナ軍グループが燃料補給を行なっていました」
コナシェンコフ
は話した。



ロシア連邦軍『ウクライナ特殊軍事作戦』を開始した2022年2月24日以降、ロシア海軍黒海艦隊巡航ミサイル「カリブル」搭載艦は、何度もウクライナに対するミサイル攻撃を行なっています。
[ロシア海軍黒海艦隊は『ウクライナ特殊軍事作戦』において黒海からキエフ州カルィーニウカのウクライナ軍燃料貯蔵所へ巡航ミサイル「カリブル」を発射した]

3月19日には、『ウクライナ特殊軍事作戦』において、初めて黒海艦隊超音速沿岸ミサイル「バスチオン」超音速巡航ミサイル「オーニクス」の地上発射型~がオデッサ州へ発射されました。
[ロシア海軍黒海艦隊は『ウクライナ軍事作戦』において超音速沿岸ミサイル「バスチオン」をオデッサ州へ発射した]

今回、ロシア国防省広報部は、超音速巡航ミサイル「オーニクス」ムイコラーイウ市周辺のウクライナ軍燃料貯蔵所へ発射したと発表していますが、このミサイルが何処から発射されたのかまでは明らかにしていません。

「オーニクス」は艦上からの発射も可能であり、ロシア海軍の水上艦が装備している巡航ミサイル「カリブル」垂直発射機(3S14汎用発射機)は、「オーニクス」にも対応しています。
しかし、現在黒海艦隊に所属している「カリブル」搭載水上艦プロジェクト11356フリゲートプロジェクト21631小型ロケット艦は、これまでに「オーニクス」を発射した事は有りません。

今回、初めて黒海艦隊水上艦「オーニクス」を発射した可能性もゼロとは言えませんが、上記のように、以前にはクリミア半島から「オーニクス」の地上発射型である「バスチオン」オデッサ州へ発射されていますので、距離から考えて、今回もクリミアに展開する「バスチオン」から発射された可能性が高いでしょう。
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