ロシア海軍太平洋艦隊のロケット艇R-298とR-29はピョートル大帝湾の演習で超音速対艦ミサイル「モスキート」を発射した
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2021年-)


『インテルファクス』極東ニュースより
2022年3月28日5時0分配信
【太平洋艦隊のロケット艇は演習中に仮想敵艦を有翼ミサイル「モスキート」で破壊した】
ウラジオストク、3月28日、インテルファクス-極東
太平洋艦隊のロケット艇の乗組員は、ピョートル大帝湾海域で仮想敵艦を模した海上目標をミサイル「モスキート」で撃破した。
月曜日に太平洋艦隊情報供給部は発表した。
4隻のロケット艇で構成される打撃グループは、仮想敵艦への組織的な合同ミサイル打撃へ取り組む為の練習戦闘訓練を行なう為に海上へ出航した事が指摘された。
「演習の実地部分の最中、ロケット艇-298とR-29は、水上目標への有翼ミサイル"モスキート"の実際のミサイル射撃実行を伴うミサイル打撃を与える為の全ての手順に取り組みました」
声明では、こう述べられた。
50キロメートル以上の距離に在る目標へ成功裏に直撃した。
戦闘訓練中、2基のミサイルを消費したと広報サービスは述べた。
「敵」艦の役割として、浮揚標的船が関わった。
ウラジオストク南部のウリス湾に駐留するロシア太平洋艦隊の沿海地方多種戦力小艦隊の第19水上艦旅団の第2親衛ロケット艇大隊には、11隻のプロジェクト1241シリーズのロケット艇が配備されています。
(訓練標的用の対艦ミサイル「テルミート」を装備するプロジェクト1241T×1隻、超音速対艦ミサイル「モスキート」装備の124111×3隻、その改良型12411M×7隻。全て極東の『ハバロフスク造船工場』で建造)

[第2親衛ロケット艇大隊]
ロケット艇R-79(1241T、1984年12月19日就役)
ロケット艇R-261(12411、1988年12月31日就役)
ロケット艇R-297(12411、1990年9月8日就役)
ロケット艇R-298(12411、1990年12月30日就役)
ロケット艇R-11(12411M、1991年9月1日就役)
ロケット艇R-14(12411M、1991年12月28日就役)
ロケット艇R-18(12411M、1992年8月24日就役)
ロケット艇R-19(12411M、1992年12月7日就役)
ロケット艇R-20(12411M、1993年11月19日就役)
ロケット艇R-24(12411M、1994年12月就役)
ロケット艇R-29(12411M、2003年9月24日就役)
2022年3月28日、R-298(971)とR-29(916)を含む4隻のロケット艇はピョートル大帝湾で戦闘訓練を行ない、R-298とR-29は超音速対艦ミサイル「モスキート」を海上標的へ発射しました。
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