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ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31は悪天候のカムチャツカで飛行訓練を実施した

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『インテルファクス』極東ニュースより
2022年3月30日8時17分配信
【太平洋艦隊の迎撃戦闘機MiG-31の乗員は困難な気象条件下での飛行へ取り組んだ】
モスクワ、3月30日、インテルファクス

太平洋艦隊海上航空隊混成航空連隊戦闘機飛行士は、カムチャツカ地方の困難な気象条件下で練習訓練飛行を行なった。
東方軍管区下の太平洋艦隊広報サービスは伝えた。

「全天候戦闘機MiG-31の乗員は、日中の低い雲、更には強い横風の条件下での計器による操縦の要素へ取り組みました」
広報サービスは水曜日の声明で述べた。

飛行士は、仮想損傷した飛行場の滑走路において短い距離での着陸の練習要素を改善した事が指摘された。

「困難な気象条件下での飛行の実施は、カムチャツカの過酷な気候条件下での高空迎撃戦闘機MiG-31の乗員の訓練の重要な要素です」
広報サービスは付け加えた。



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カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場には、太平洋艦隊海軍航空隊迎撃戦闘機MiG-31が駐留しています。

エリゾヴォ基地
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エリゾヴォ基地MiG-31
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このMiG-31は、元々はロシア防空軍第865独立戦闘機航空連隊(1989年にSu-15からMiG-31へ機種改編)に所属していたのですが、防空軍空軍と合併した後の1998年7月1日に海軍航空隊へ移管されました。

その後、第865独立戦闘機航空連隊は廃止され、第317混成航空連隊の下の1個飛行隊へ改編されました。

現在は、30機程度のMiG-31が配備されています。


現在、ロシア航空宇宙軍MiG-31は、電子機器を換装し、対地/対艦ミサイルの運用能力を付与するMiG-31BMへの近代化改修を行なっています。



太平洋艦隊海軍航空隊所属のMiG-31MiG-31BMへ改修される事になり、2019年2月20日に最初の2機がカムチャツカエリゾヴォ飛行場へ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊へ近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMが配備された]
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊は近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMの慣熟訓練を進めている]
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊は近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMの飛行訓練を行なっている]
[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMは空中戦闘訓練を行なった]

2020年2月8日、次のMiG-31BMエリゾヴォへ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊へ高空迎撃戦闘機MiG-31BMが配備された]

2020年12月下旬には4機目のMiG-31BMエリゾヴォへ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊のカムチャツカの飛行場へ4機目の近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMが配備された]

2020年12月1日からは、2機程度のMiG-31BMが交代でチュクチ半島アナドイル空港へ展開し、戦闘当直任務、つまりスクランブル待機に就いています。
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[ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31BMはチュクチ半島で戦闘当直に就いた]

2022年3月1日にも2機のMiG-31BMエリゾヴォへ到着しています。

[ロシア海軍太平洋艦隊航空隊のカムチャツカの飛行場へ2機の近代化改修された高空迎撃戦闘機MiG-31BMが到着した]
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