ウクライナ海軍歩兵大隊はマリウポリで降伏した
『Lenta.Ru』より
2022年4月4日19時46分配信
【ドネツク人民共和国はウクライナ海軍大隊の降伏した捕虜について話した】
ドネツク人民共和国のダニール・ベゾノフ第1副情報長官は、ウクライナ海軍の大隊全体がマリウポリの共和国軍へ投降し、捕虜となったと述べた。
彼は『テレグラム』で話した。
彼によると、ウクライナ海軍の第501独立海軍歩兵大隊の200名以上の将兵が投降して捕虜になった。
ベゾノフは、これは、この当時に残っていた構成員全てである事を指摘した。
以前、ルガンスク人民共和国のヴィクトリア・セルジュコワ人権委員は、ウクライナ人捕虜が元のウクライナ軍へ戻る事を望んでいないと言った。
これは、ウクライナ正規軍~ウクライナ人民への忠誠を誓った士官、兵士についての話である。
オンブズマンによると、彼らは「侵略者からの防護のスローガンの下で」ドンバスに行ったと話したが、結果的に民間人を撃った事を認めている。
捕虜となった「エイダー」戦闘員の一人は、建物を襲撃して除去するよう軍に教えたリトアニアの射撃教官との訓練について話した。
彼によると、掃討中、彼らは「全てを破壊する」事を求められた。

第501独立海軍歩兵大隊は、元々はクリミア半島のケルチに駐留するウクライナ国家親衛隊の第10旅団でしたが、2000年には陸軍の第501独立機械化大隊へ改編されました。
2003年10月にはウクライナ海軍の沿岸防衛部隊へ移管され、2013年12月26日に第501独立海軍歩兵大隊として再発足しました。
2014年3月以降のロシアによるクリミア併合の際、第501独立海軍歩兵大隊の将兵の大半はロシア海軍へ行く事を選びました
ウクライナへ戻ったのは、大隊の308名の将兵の内、58名でした。
2015年、ウクライナ海軍の第36沿岸防衛旅団を改編して第36海軍歩兵旅団が設立され、その傘下に第501独立海軍歩兵大隊が復活しました。
2016年以降、ベルジャンスクに駐留していました。

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